ソチオリンピック4位・冬季五輪5大会連続入賞
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「上村愛子」の記事における「ソチオリンピック4位・冬季五輪5大会連続入賞」の解説
長期休養を経て2013年、ルカでのワールドカップ開幕戦で3位となり、世界選手権でも5位の好結果を残す。上村自身34歳となった5度目の冬季五輪日本代表に選出され、ソチオリンピック本番に出場する。 2014年2月6日の予選では21.01点で7位となり、日本女子では唯一予選1回のみで通過を果たし、2日後の決勝に進出した。 その2月8日に行われた女子モーグル決勝(12名勝ち抜け)の1回目では、20.43点を出して9位で再び通過。決勝2回目(6名勝ち抜け)は21.15点で6位となり、際どく決勝3回目に進んだ。そして最後は6人によるメダルを賭けての決勝3回目では、1番スタートで20.66点を出して残り3人までトップをキープしたが、最後の3人に抜かれて前回バンクーバー五輪と全く同じ4位入賞となる。冬季五輪では5大会連続入賞という快挙を成し遂げたものの、自身の悲願だった五輪メダル獲得には惜しくも届かなかった。 それでも、競技終了後のインタビューで上村は「こんなに何本も滑るオリンピックは初めてで、決勝ではメダルが獲れなかったけど、とても清々しい気分です。3本共に全力で滑れたことで、点数も見ずに泣いてました」「ソチを目指そうとした時、又(メダルが)取れないとか取れるとか、そういう場所に戻る自信は持てなかった。最高の滑りをしたら獲れるかもという所まで来れたのが、凄く嬉しい」と、目を潤ませながらも笑顔を浮かべた。また、自身の五輪出場はこれが最後と示唆しつつ「今回の五輪は良い想い出で終われるんじゃないかと。メダルは無いんですけどね(苦笑)。そこは申し訳ないとしか言いようがないんですけど、頑張ってよかったなぁと思っています」と、悔い無く完全燃焼出来た事を強調していた。
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