ソウル・フラワー・ユニオン版
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「満月の夕」の記事における「ソウル・フラワー・ユニオン版」の解説
作詞は中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)、作曲は中川と山口洋(ヒートウェイヴ)の共作である。 ヒートウェイヴ版や他アーティストのヴァージョンと明らかに異なるのは、三線のサウンドとチンドン太鼓のリズムを中心に据え、鎮魂や祈りよりも「泣き笑い」が(結果的に)立ち上る演奏になる点である。ライブ会場ではエンディングが大合唱になる。 以下のヴァージョンが発表されている。 95 Single Version - 1995年10月1日にシングルとしてリリースされた(大工哲弘、山口洋参加)。 96 Frozen Brass Version - アルバム『エレクトロ・アジール・バップ』(1996年10月)に収録された、梅津和時や大原裕の参加したロング・ヴァージョン。 Demo Version - 2008年3月19日にリリースされた2枚組シングル集『満月の夕〜90's シングルズ』には、新たに発掘された震災最初期録音のデモ・ヴァージョンにSingle Versionと、下記のSOUL FLOWER UNION with DONAL LUNNY BANDとしての2曲を加えた、計4ヴァージョンの「満月の夕」が収録されている。 ライブ・アルバム『ハイ・タイド・アンド・ムーンライト・バッシュ』(1999年12月)、チャリティー・オムニバス・アルバム『風ガハランダ唄』(2004年9月)、ベスト・アルバム『ゴースト・ヒッツ 00-06』の初回特典DVD (2006年9月)、マキシ・シングル『寝顔を見せて』(2007年11月)、DVD『ライブ辺野古』(2008年3月)、ライブ・アルバム『エグザイル・オン・メイン・ビーチ』(2009年9月)には、ソウル・フラワーの様々なこの曲のライブ・ヴァージョンが収録されている。 SOUL FLOWER UNION with DONAL LUNNY BANDとして 1997 ALTERNATE MIX - ソウル・フラワー・ユニオンのベストアルバム『ゴースト・ヒッツ 95-99』に収録。 ソウル・フラワー・ウィズ・ドーナル・ラニー・バンドのミニ・アルバム『マージナル・ムーン』(1998年7月)に収録されたヴァージョン(なお、このヴァージョンは、中川のソロ・ユニットであるソウルシャリスト・エスケイプのアルバム『ロスト・ホームランド』や、ソウル・フラワー・ユニオンのシングル『青天井のクラウン』、アルバム『満月の夕〜90's シングルズ』にも収録されている)。 ソウル・フラワー・ウィズ・ドーナル・ラニー・バンドのミニ・アルバム『マージナル・ムーン』(1998年7月)に収録されたライブヴァージョン。『満月の夕〜90's シングルズ』にも収録。 中川敬のソロとして、 2011年6月22日にリリースされた中川敬のソロ・アルバム『街道筋の着地しないブルース』には、新録アコースティック・ヴァージョンが収録されている。 満月の夕(ゆうべ)[ラフ・ミックス]/中川敬 (with 伊丹英子) - 阪神淡路大震災から16年目となる2011年1月に録音されたセルフカヴァーバージョン。2011年の東北地方太平洋沖地震を受けて、ソロアルバム発売前にマスタリング前段階のミックスをネット上に公開
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