ヒートウェイヴ版
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作詞・作曲は、山口洋と中川敬の共作となっている。上記の理由により歌詞はソウル・フラワー・ユニオン版と異なる。 元々はふたりでAメロなどを書いていたが、「続きはまた」と約束している内に中川から「書き上げた(中略)もう神戸で歌っているで」と連絡が入り、フライングする形でソウル・フラワー・ユニオン版が完成したという。山口は後年、「(被災地での活動を続けるうちに)きっと書き上げずにはいられなかったのだろう」と振り返っている。 ヒートウェイヴ版は彼らの5thアルバム『1995』(1995年8月21日発売)に収録。また、同アルバムからシングルカットされることになり、シングル用に再ミックスしたものが、ソウル・フラワー・ユニオン版のシングルと同時に1995年10月1日発売された。 ベストアルバム『LONG LONG WAY -1990-2001-』(2001年6月21日発売)にも収録され、2010年9月21日発売の完全生産限定盤BOX『EPIC YEARS 1990-1995 〜20th Anniversary Edition〜』にはアルバムバージョン、シングルバージョンが共に収録されている。 ソウル・フラワー・ユニオン版よりもテンポがスローで、ロック・バラードの趣がより強い。CD音源でも7分を超える大作である。演奏にはソウル・フラワー・ユニオンの中川が三線と囃子で、伊丹英子が三板と囃子で、それぞれ参加している。
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