THERE THERE THERES
THERE THERE THERES | |
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出身地 |
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ジャンル | アイドル |
活動期間 | 2017年 - 2019年 |
レーベル | クリムゾン印刷 |
事務所 | AqbiRec |
共同作業者 | 田中紘治(ディレクター) |
公式サイト | aqbirec.com/ttts |
メンバー |
カイ 有坂 玲菜 平澤 芽衣 朝倉 みずほ |
旧メンバー |
一条 さえき 緒倉 かりん 小島 ノエ |
THERE THERE THERES(ゼアーゼアーゼアーズ)は、日本の女性アイドルグループ。通称ゼアゼア。2017年結成、2019年解散。AqbiRec所属、レーベルはクリムゾン印刷。
概要
2012年結成のBELLRING少女ハートが2016年12月31日をもって「崩壊」[1]。2017年2月、メンバーを大幅に入れ替えて「There There Theres」に改名の形で結成[2]。2018年3月27日より表記が大文字の「THERE THERE THERES」に統一[3]。
2019年2月28日をもって解散した[4]。
メンバー
最終メンバー
名前 | よみ | 生年月日(年齢) | 血液型 | 備考 |
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カイ | カイ | 1997年2月5日(26歳) | O型 | 2013年9月21日BELLRING少女ハートに加入 卒業後はTRASH-UP!! RECORDSに移籍[5]、2020年9月までソロアイドルとして活動[6]。 2022年現在、AqbiRecでスタッフを務めている[7]。 |
有坂 玲菜 | ありさか れいな | 1997年2月25日(26歳) | O型 | 元Seven Colors(「川本 玲菜」名義) 2015年3月16日「仮ちゃん」としてBELLRING少女ハートに加入 2015年10月25日「仮眠 玲菜」に改名 2017年2月18日「有坂 玲菜」に改名[8] 2019年4月19日、MIGMA SHELTERに加入[9]、「レーレ」に改名[10] |
平澤 芽衣 | ひらさわ めい | 1998年5月1日(25歳) | B型 | 2017年2月18日加入 元ふれふれチャイムFes. ミスiD2017セミファイナリスト 2019年5月25日、自ら率いる新グループ「NILKLY」を結成しデビュー[11]。2020年9月25日卒業[12]。 2021年2月27日、THE ORCHESTRA TOKYOのメンバーとしてデビュー[13]。 |
朝倉 みずほ | あさくら みずほ | 1997年2月15日(26歳) | O型 | BELLRING少女ハートオリジナルメンバー、2016年12月31日卒業 2017年1月6日、「麻宮 みずほ」名義で「THE 夏の魔物」に加入、同年10月29日脱退 2017年12月31日There There Theres新メンバーとして加入 卒業後はTRASH-UP!! RECORDSに移籍、田中紘治プロデュースの新ユニット・ATOMIC MINISTRYとして活動[14][15]。 2019年6月17日、SAKA-SAMAのサポートメンバーとして加入、ATOMIC MINISTRYと兼任[16]。 |
旧メンバー
- 一条 さえき
- 2017年2月18日加入。
- 2017年5月30日卒業。
- 緒倉 かりん
- 2017年2月18日加入。
- 2017年12月31日卒業。
- 小島 ノエ
- 2018年5月4日加入。
- 2019年1月20日卒業。2019年5月からソロで活動していたが、2020年1月活動終了[17]。
来歴
2017年
- 1月5日(4日深夜)、FM yokohamaにてラジオ番組「まよなかレコード」(DJ・仮眠玲菜)放送開始。番組放送中、ディレクターの田中紘治から2月18日に赤坂BLITZで行われるBELLRIN少女ハートワンマンライブより新体制での活動再開を発表した。
- 2月2日、新メンバー3人を加えた5人体制となり、グループ名を「There There Theres」に変更した[18]。
- 2月18日、There There Theres改名後、初のワンマンライブ『GOOD MORNING WORLD』(赤坂BLITZ)を開催。仮眠玲菜が有坂玲菜に改名[19]。
- 5月6日、渋谷WWWにてワンマンライブ『PISTOLERO』を開催。
- 5月24日、There There Theresとなってから初のシングル「Upstairs Down」をリリース。
- 5月30日、一条さえきが卒業[20]。
- 6月3日・4日、北海道遠征で柳沢あやのがサポートメンバーとして参加[21]。
- 10月4日、There There Theresとして2枚目のシングル「There's something behind」をリリース。
- 12月31日、緒倉かりんが「THERE THERE THERE THERES」で卒業。その後行われた「AQBI DIG 04」にて、朝倉みずほが加入[22]。
2018年
- 3月21日、3枚目のシングル「SOIL」をリリース。
- 3月27日、「Bubble Wrap Vol.1」(shibuya eggman)より、表記が大文字の「THERE THERE THERES」に統一。
- 5月4日、平澤芽衣の生誕企画「逆襲のちゃあ」にて新メンバー・小島ノエのお披露目、加入を発表。(同年4月30日、「united mushroom」にてライブの一部に参加するも公式発表なし)
- 8月2日、平澤が集英社「週刊ヤングジャンプ」主催「サキドル エース SURVIVAL SEASON9」にエントリー。同誌表紙に登場[23]。
2019年
- 1月7日、同年2月末での解散、及び1月20日をもって小島が卒業することを発表[24]。
- 2月28日、ゆるめるモ!とのツーマンライブ「ゼアめるモ!the final」をもって解散[4]。
- 3月3日、平澤芽衣はAqbiRec新グループのリーダーとして、朝倉みずほはTRASH-UP!! RECORDSに移籍、田中紘治が楽曲制作とパフォーマンス指導を行う2人組のユニットとして活動することを発表[14]。
- 3月4日、有坂玲菜が4月よりMIGMA SHELTERに加入、小島ノエはソロシンガーとして活動することを発表[9]。
- 3月15日、カイがTRASH-UP!! RECORDSに移籍、ソロアイドルとして活動することを発表[5]。
作品
シングル
# | 発売日 | タイトル | 収録曲 | 備考 |
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1 | 2017年5月24日 | Upstairs Down |
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2 | 2017年10月4日 | There's something behind |
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3 | 2018年2月10日 | SOIL |
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4 | 2018年9月26日 | スナッキー |
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アルバム
# | 発売日 | タイトル | 収録曲 | 備考 |
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1 | 2018年12月12日 | BRICKS |
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脚注
- ^ “「“推し増し”は正義です」第二十回 There There Theres”. SANSPO.COM (2017年4月15日). 2017年6月2日閲覧。
- ^ “ベルハーがThere There Theresに改名、新メンバー含むアー写も公開”. 音楽ナタリー (2017年2月3日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ “Bubble Wrap Vol.1”. Shibuya eggman. 2019年3月4日閲覧。
- ^ a b “THERE THERE THERES、戦友ゆるめるモ!と笑顔のファンに背中押され未来へ羽ばたく”. 音楽ナタリー (2019年3月3日). 2019年3月4日閲覧。
- ^ a b “元ゼアゼア・カイ、TRASH-UP!!所属ソロアイドルに「どうなるんだろう!わっはっはー!」”. 音楽ナタリー (2019年3月15日). 2019年3月16日閲覧。
- ^ “カイ、感謝の思い伝えながら美学貫いたラストライブ「皆さんお元気で」”. 音楽ナタリー (2020年9月28日). 2022年1月24日閲覧。
- ^ 田中紘治 [@koji210] (2022年2月5日). "スタッフのカイにもお祝いをいただいてしまってありがとうございました!". X(旧Twitter)より2022年2月12日閲覧。
- ^ “ベルハー改めゼアゼアの仮眠玲菜、明日の赤坂BLITZワンマンで改名”. 音楽ナタリー (2017年2月17日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ a b “元ゼアゼア・有坂玲菜がMIGMA SHELTER加入、小島ノエはソロシンガーとして活動”. 音楽ナタリー (2019年3月4日). 2019年3月14日閲覧。
- ^ “MIGMA SHELTER、元ゼアゼア有坂玲菜を“レーレ”として迎えた新アーティスト写真公開”. 音楽ナタリー (2019年4月19日). 2019年4月20日閲覧。
- ^ “元ゼアゼア・平澤芽衣の新グループ「NILKLY」デビュー&生誕ライブ決定”. 音楽ナタリー (2019年4月23日). 2019年4月28日閲覧。
- ^ “NILKLY、一時活動休止と平澤芽衣「卒業」のお知らせ”. NILKLY (2020年9月25日). 2020年9月26日閲覧。
- ^ “新アイドルTHE ORCHESTRA TOKYOが初音源配信、パフォーマンス指導は元PASSPO☆玉井杏奈”. 音楽ナタリー (2021年2月4日). 2021年2月17日閲覧。
- ^ a b “元ゼアゼアの平澤芽衣と朝倉みずほがそれぞれ新ユニット立ち上げ、メンバー募集開始”. 音楽ナタリー (2019年3月3日). 2019年3月14日閲覧。
- ^ “朝倉みずほ新ユニット名称決定、デモ音源公開「ドラえもんみたいな感じ」”. 音楽ナタリー (2019年4月16日). 2019年4月29日閲覧。
- ^ “SAKA-SAMA、朝倉みずほをサポートメンバーに迎えて新体制始動”. 音楽ナタリー (2019年8月17日). 2019年8月19日閲覧。
- ^ “元ゼアゼア小島ノエがアーティスト活動終了「1人は寂しい」”. 音楽ナタリー (2020年1月17日). 2020年4月6日閲覧。
- ^ “ベルハーがThere There Theresに改名、新メンバー含むアー写も公開”. 2017年2月27日閲覧。
- ^ “ベルハー改めゼアゼアの仮眠玲菜、明日の赤坂BLITZワンマンで改名”. 音楽ナタリー (2017年2月17日). 2018年1月4日閲覧。
- ^ “There There Theresから一条さえきが卒業”. 音楽ナタリー (2017年5月18日). 2018年1月4日閲覧。
- ^ “元ベルハー柳沢あやの、There There Theresサポートメンバーに”. 音楽ナタリー (2017年6月1日). 2018年1月4日閲覧。
- ^ “There There Theresに元ベルハー朝倉みずほ加入”. 音楽ナタリー (2018年1月1日). 2018年1月4日閲覧。
- ^ “サキドル エース SURVIVAL SEASON9 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト”. 週刊ヤングジャンプ公式サイト. 2018年8月2日閲覧。
- ^ “HERE THERE THERES、2月末をもって解散「またいつかこの5人で」”. 音楽ナタリー (2019年1月7日). 2019年3月4日閲覧。
外部リンク
THERE THERE THERES
- There There Theres公式ウェブサイト
- クリムゾン印刷のチャンネル - YouTubeチャンネル
- There There Theres公式 (@TTTS_AQBI) - X(旧Twitter)
- 田中紘治 (@koji210) - X(旧Twitter)
ゼア・ゼア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/20 06:09 UTC 版)
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「ゼア・ゼア」 | ||||||||
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レディオヘッド の シングル | ||||||||
初出アルバム『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』 | ||||||||
リリース | ||||||||
ジャンル | オルタナティヴ・ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | パーロフォン | |||||||
作詞・作曲 |
トム・ヨーク ジョニー・グリーンウッド エド・オブライエン コリン・グリーンウッド フィル・セルウェイ | |||||||
レディオヘッド シングル 年表 | ||||||||
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「ゼア・ゼア」(英語: There There)は、イギリスのロックバンド、レディオヘッドの楽曲。副題やピリオドを占めた正式タイトルは「ゼア・ゼア.(ザ・ボウニィ・キング・オブ・ノーホエア)」(There There. (The Boney King of Nowhere.))。しかしシングルやトリビュート盤などではそれらは大抵カットされている。
概要
彼らの6thアルバム『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』に収録されており、その先行シングルカット曲。イギリスでは最高位4位を記録[1]。
『Kid A』と『アムニージアック』というエレクトロニカに接近した2連作からの「ロックのダイナミズムへの回帰」を志向したナンバーであり、用いられている楽器はすべてがギター・ベース・ドラム・パーカッションといったロック的/ビート的なもの。しかしながらそれらはロックやハードロックの様式的な音を鳴らしているわけではなく、全体としてはパブリック・イメージ・リミテッドやカンの諸作のような前衛リズムロック風の趣。シングルのPVはトムが薄暗い森の中を彷徨い黄金の靴に手を伸ばしたばかりに森の一部にされてしまうという、歌詞との親和性が強いストーリーになっている。
バックグラウンド
『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』制作時にトムが作成した3枚のデモの中で「Episcova」に収録されており、最初期のデモでは長大で淡々とした9分弱の曲だった。やがてそれは半分近くにまとめられツインヴォーカルパートが加わり、前半部とアウトロの区別がはっきりとしたものになる。オックスフォードのスタジオでバンドとしてのデモが録音され、プレイバックを聞いたトムは予想以上の素晴らしさに涙を流したという(MM誌)。そこからバンドは同アルバムの他の曲と同じようにリスボンのライブで試験的に曲を披露しつつ、アレンジと格闘。最終的に現在の形で完成された。
トムはアルバム発売前に多くの英米のメディアに「シングルカットはそういう(ロック的な)楽器だけを使ったラジオ向きポップソングになる」などと謳っていた。ロック的な楽器のみで構成されるということ自体は正しかったものの、『ゼア・ゼア』はそれらの発言から推移して当時メディアが報じていたような、『ザ・ベンズ』以前回帰の音楽性とはほとんど相いれない趣を持った楽曲となっていた。ただ、トムやメンバー自身はあくまで「僕らなりのラジオヒットソング」という姿勢を崩さなかった。
サウンドプロダクション
曲の最大の特徴は、複数台のタムタムが叩きだす呪術的なビート。リムショットもアクセントとして効果的に使われている。
それらを土台にして、前半は独特なリズムのギターアルペジオと船舶の警笛を思わせるベースラインでコード感の薄いまま進む。途中のツインヴォーカルのコーラスでは、歌詞中の「難破を誘うセイレーンの歌声」となるファルセットをトムが模し、「Don't touch~」の部分をエドが担当。中盤の「There There」のリフレインから後半にかけて新たなギターパートが追加され、そのままアウトロまでリヴァーヴと歪みをきかせて進行、曲はタムタムの強迫的な連打に戻って収束していく。
ライブではドラムのフィルに加えてエドとジョニーも両サイドでタムタムを叩き、トムを中央にして迫力のトリプルパーカッションが繰り広げられる(中盤ジョニーはギターに持ち替えて対応)。発表後ライブでは定番の曲となっており、現在でもセットリストに組み込まれないことはほとんどない。
チャート
チャート(2003年) | 最高順位 |
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イギリス(全英シングルチャート)[1] | 4 |
脚注
- ^ a b “Radiohead|full Official Chart History”. Official Charts Company. 2023年1月25日閲覧。
固有名詞の分類
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