ゼア・アンド・バックとは? わかりやすく解説

ゼア・アンド・バック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/03 01:05 UTC 版)

『ゼア・アンド・バック』
ジェフ・ベックスタジオ・アルバム
リリース
録音 1978年12月 -
ジャンル ロック
フュージョン
時間
レーベル エピック・レコード
プロデュース ジェフ・ベック、ケン・スコット
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 15位(日本[1]
  • 21位(アメリカ[2]
  • 38位(イギリス[3]
  • ジェフ・ベック アルバム 年表
    ライヴ・ワイアー
    (1977)
    ゼア・アンド・バック
    (1980)
    フラッシュ
    (1985)
    テンプレートを表示

    ゼア・アンド・バックThere and Back)は、ジェフ・ベック3枚目のソロ・スタジオアルバム。1980年にリリース。

    概要

    スタンリー・クラークとのツアー終了後、ジェフは1978年12月からヤン・ハマーとの新作のレコーディングに取りかかる。プロデュースはケン・スコットが担当し、ドラムスとしてサイモン・フィリップスが参加した。このセッションでは、ツアーですでに演奏されていた「Star Cycle」や「Too Much to Lose」が録音されたが、その仕上がりに満足がいかなかったジェフはリリースを見合わせ、1979年6月にはヨーロッパ・ツアーを開始する。

    ツアー終了後、共演したトニー・ハイマス、サイモン・フィリップスに加えベースにモー・フォスターが参加しレコーディングを再開し5曲を完成、これに前回のセッションでの3曲を加えて新作『ゼア・アンド・バック』が完成した。本作発表後、アメリカ、日本、ヨーロッパを回るツアーが行われた。

    1曲目の「スター・サイクル(Star Cycle)」は、『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日)において次期シリーズ予告のBGMとして1980年代に使用されている。

    来日公演

    4度目の来日となる日本公演は1980年12月4日の武道館公演を皮切りに10公演が行われた。

    曲目

    1. スター・サイクル - Star Cycle (Hammer) 4:56
    2. トゥー・マッチ・トゥ・ルーズ - Too Much to Lose (Hammer) 2:55
    3. ユー・ネヴァー・ノウ - You Never Know (Hammer) 4:03
    4. ザ・パンプ - The Pump (Hymas, Phillips) 5:43
    5. エル・ベッコ - El Becko (Hymas, Phillips) 3:59
    6. ザ・ゴールデン・ロード - The Golden Road (Hymas, Phillips) 4:55
    7. スペース・ブギー - Space Boogie (Hymas, Phillips) 5:04
    8. ザ・ファイナル・ピース - The Final Peace (Beck, Hymas) 3:36

    パーソネル

    脚注

    1. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.160
    2. ^ There and Back - Jeff Beck : Awards : AllMusic
    3. ^ ChartArchive - Jeff Beck




    固有名詞の分類


    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      

    辞書ショートカット

    すべての辞書の索引

    「ゼア・アンド・バック」の関連用語

    ゼア・アンド・バックのお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    ゼア・アンド・バックのページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアのゼア・アンド・バック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

    ©2025 GRAS Group, Inc.RSS