セルフレスキュー用推進装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 15:56 UTC 版)
セルフレスキュー用推進装置SAFER(セルフレスキューようすいしんそうち、Simplified Aid for EVA Rescue : SAFER)とは、スペースシャトルや国際宇宙ステーション (ISS) の乗組員が船外活動 (EVA) を行なう時に誤って飛ばされてしまった場合でも、自分で戻れるようにするための小型・独立型の緊急用の推進装置である。不測の事態でのみ使うことを目的として、有人機動ユニット (MMU) を小型化・簡略化したものである。
- 1 セルフレスキュー用推進装置とは
- 2 セルフレスキュー用推進装置の概要
セルフレスキュー用推進装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 04:00 UTC 版)
「宇宙飛行士推進ユニット」の記事における「セルフレスキュー用推進装置」の解説
セルフレスキュー用推進装置(Simplified Aid For EVA Rescue (SAFER))は、宇宙遊泳中の安全装置として意図された小型のバックパック推進システム。1.4kgのガス状窒素が含まれる。これはMMUよりもはるかに少ないデルタV機能を提供し、毎秒約3メートル(毎秒約10フィート)。SAFERは、MMUよりも複雑でなく低コストで操作も簡単である。 目的がレスキューのみの使用においては制限されたデルタVで十分である。プロトタイプが開発されている他のクルーセルフレスキュー(CSR)のデバイスは、インフレータブルポール、伸縮ポール、バイステムポール。また、ボーラタイプの投げ縄デバイス(astrorope)は、漂流する宇宙飛行士は宇宙ステーションに引っ掛かるために投げることができる。
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