セルフレーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:48 UTC 版)
ある程度の厚みないし太さを持った、合成樹脂で成形されたフレーム。20世紀に入って出現した。かつて初期の合成樹脂であるセルロイドで作られたことからこのように呼ばれるが、実際の材質は素材の進化によりアセテートが殆どである。安価な眼鏡量販店で売られるフレームはプラスチック製である。プラスチックは金型を用いた射出製造が可能で生産性が良く、着用者のニーズにおいても軽量性を保ちつつ多様なデザイン・色彩に対応できる特長がある。一方、少量多品種生産の高価格品は、射出成形では高価な金型のコストが回収できずかえって高く付くので、アセテートの厚板からの削り出しで作られる。
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