スポーツにおけるアイコンタクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 11:35 UTC 版)
「アイコンタクト」の記事における「スポーツにおけるアイコンタクト」の解説
プレー中に目と目で何らかの合図を送って意思の疎通を図ること。主に球技等のスポーツで使われることが多い。例えば、ボールを持っている選手がボールを持っていない選手に目線を送ることでパスを送ると合図したり、逆にボールを持っていない選手がボールを持っている選手に目線を送ることでパスが欲しいと合図したりする。声を出さずに敵に気づかれないようコミュニケーションする最も基本的な手段であるが、お互いの考えていることを想像により補わなければならず相手(のプレー)を良く知っている必要がある。さらに連携プレーの熟練度が高くなったりするとお互いにアイコンタクトしなくても意思の疎通ができることもある。 また、目線を送った選手とは違う選手にパスを送るなどアイコンタクトがフェイントに使われることもある。これは一般には人間が何かするときはその方向へ目線を向けるので、それを逆用するものである。 相撲においては、横綱、大関などの地位が高い取り組み、また場所の中でも優勝争いなど重要な局面を占う取り組みにおいては、時間前、仕切り直後に力士同士がにらみ合いをする事が度々ある。相手の目をじっと睨みつけて、相手を威嚇する意味など、また自ら気持ちを高揚させ、奮起させる意味合いもある。稀に、目線を先に外すまいと、数十秒にもわたって、にらみ合いが続くこともある。
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