ステージパフォーマンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 21:57 UTC 版)
「ヘヴィメタル」の記事における「ステージパフォーマンス」の解説
音楽面では、例えば速弾きや特殊な奏法などを用い、スタジオ版よりも長時間に及ぶギター、ドラム、ベース各パートのソロタイムが設けられることが多く、曲中にギター同士やギターとキーボードで競い合うようにソロを弾いたりといったものがしばしばある。ステージ下手・中央・上手のメンバーがフォーメーションを取りリズムに合わせてヘッドバンギングしながら演奏をするのも、メタルらしい演出のひとつである。バンドごとに見られる演出としては、 ジューダス・プリーストはハーレーダビッドソンに乗ってステージに登場する。 そのほかに スレイヤーは「レイニング・ブラッド」演奏中に曲名通りの血の雨を降らせる。 といった、悪趣味なオカルト風味なものも見られる。他にもラムシュタインのような火吹きパフォーマンス、キッスのような花火や、キング・ダイアモンドのような巨大な舞台装置など、ライブでは派手なものが広く見られる。 ファンもこうしたパフォーマンスや演奏に応えてヘッドバンギングをしたり、指でメロイック・サインを組みながら腕を振ったりする(フィストバンギング)。更には激しく身体をぶつけ合う者(モッシュピット)、ステージからダイブする者、集団でアリーナを輪になって駆け抜ける者(サークルピット)など、ヘヴィメタル・バンドのコンサートでは、しばしば会場に激しい興奮と狂乱状態が見られ、時折それが原因で事故が発生することもある。
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