スズメガ亜科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:20 UTC 版)
エビガラスズメ Agrius convolvuli Linnaeus 翅開長:80 - 105 mm 分布:日本全土 全身は灰色乃至褐色で、胴体に紅色の縞を持つ。口吻が長い。成虫は5 - 11月に出現。幼虫はヒルガオ科の植物を食草とする。幼虫、成虫共に色彩の変化が著しい。 メンガタスズメ Acherontia styx medusa Moore 翅開長:85 - 110 mm 分布:関東地方以西 前翅は褐色だが、後翅は黄色を帯びている。腹部に人面のような模様を持っている為判別しやすい。近似種にクロメンガタスズメがいる。成虫は4 - 11月に出現。幼虫はナス科の植物を好んで食べる。 クロスズメ Sphinx caliginea caliginea Butler 翅開長:60 - 80 mm 分布:北海道から九州まで 全体的に黒味を帯びているが、前翅の中室に赤みを帯びる事がある。成虫は5 - 8月ごろに出現。幼虫はマツなど針葉樹の葉を食べ、白い縦縞を何本も持っている。
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