スウィートデボンスウィート【スウィートデボンスウィート】(草花類)
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登録番号 | 第11783号 |
登録年月日 | 2004年 3月 3日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | スウィートデボンスウィート よみ:スウィートデボンスウィート |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 向山株式会社 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲州市塩山熊野275 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Cymbidium.suaveにCym.devonianumを交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが濃黄緑の地色に赤褐の斑点が入る、リップは長三角形で暗灰紫の単色の中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面は円形、横断面の形は扁円形、高さは31~60㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は広線形,先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は15~30度、先端の角度は60~90度、葉の長さは45~75㎝、幅は31~40㎜、葉色は緑、葉数は10~12枚である。1花茎の花数は31~40、花茎の太さは3.1~6.0㎜、長さは30~50㎝、上部の色は緑褐、中部及び下部の色は赤紫、抽出の方向は垂下である。咲き型は抱え咲き、花の横径及び縦径は21~40㎜、ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパルの正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は長三角形、縦断面の形はⅣ型、先端の形は微突形、周縁の反転は小、波打ちは中である。全体的な花色は緑系、花色はセパル及びペタルは濃黄緑(JHS カラーチャート3106)の地色に赤褐(同0710)の斑点が入る、リップは暗灰紫(同9218)の単色。花の香りは中、開花期は春である。「ドロシーストックスティル フォアゴットン フルーツ」と比較して、セパル及びペタルの地色は濃黄緑で赤褐の斑点が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に出願者の温室(山梨県塩山市)において、Cym.suaveにCym.devonianumを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながらその特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「スウィートデボン」であった。 |
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