ジョルジュ・バランディエと高等研究実習院(EPHE)
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1955年から1957年、ジョルジュ・バランディエ(1920年 - )のもとで人文・社会科学の研究に打ち込んだ。1958年、アリアヌ・ドゥルズ(1931年 - 2010年)とともにコートジボワールへの初めてのフィールドワークに出向き、グロ族の経済的・社会的体制変容について研究した。このときの現地調査がその後の理論的考察の基礎となり、民俗学者の間での名声を生むことにもなった。1960年、論文「Essai d'interprétation du phénomène économique dans les sociétés traditionnelles d'auto-subsistance」を発表したが、これは人類学に新しい理解をもたらす画期的研究成果だと長い間考えられてきた。この論文では、グロ族の特異な経済的性質が分析されている。このフィールド研究を元にして、1962年にジョルジュ・バランディエの指導のもと、コートジボワールのグロ族に関する学位論文を執筆した。この年から、高等研究実習院(EPHE)の第6部門に加わった。1962年から1963年にかけてサバティカル(研究休暇)をとり、アメリカ国立基金の資金援助を受け、社会科学研究センターで「バマコ(マリ)都市部における自発的結社(associations volontaires urbaines de Bamako)」について在外研究を行った。
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