ジュバランド時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:36 UTC 版)
2013年5月、ソマリア南部の住民がジュバランドの建国を宣言し、大統領に元ラスカンボニ運動の代表アフメド・マドベが選出された。ただしこの時点では2012年に設立されたソマリア連邦政府には加入せず。ガーバハレがあるゲド地域もジュバランドの領域とされた。 2014年8月、ガーバハレにソマリア連邦初代大統領のハッサン・シェイク・モハムドが来訪し、ガーバハレ行政担当者と会談。来訪中、ガーバハレでは政府軍基地以外での武器の所有が禁止され、政府軍兵士は必要時以外は基地に留まるよう命令された。 2015~2016年に大規模な旱魃があった。 2015年9月、ジュバランドの副大統領がガーバハレで、ゲド地域知事のモハメド・アブディ・カリルに対し、知事を辞任してジュバランド政府に加わるよう交渉したが、決裂。ゲド地域知事はヌール・モハメド・ブラレに交替し、モハメド・アブディ・カリル前知事はガーバハレから追放された。10月、ジュバランド副大統領は再度ガーバハレを訪問し、長老と会談。 2016年3月、ガーバハレのレストランに手りゅう弾が投げ込まれ、少なくとも4人が死亡。アル・シャバブの犯行と見られる。 2017年にコレラの発生があった。 2017年6月、ガーバハレでWFPの飛行機が墜落。パイロットを含めた乗員4人は無事。 2017年7月、ガーバハレ地区の郊外で地雷除去作業をしていたところアル・シャバブが襲撃したため、マリア政府軍と激しい戦闘となった。 2019年10月、治療のためソマリアの首都モガディシュを訪れていたガーバハレ地区知事のリマン・アドウ・カルシェが拘束され、首都からの移動を禁止された。理由は不明だが、ガーバハレ地区知事がソマリア連邦政府と対立しているジュバランドの幹部である可能性が指摘されている。
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