シーズンの行方を左右した「幻の本塁打」
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「田中広輔」の記事における「シーズンの行方を左右した「幻の本塁打」」の解説
2015年9月12日の対阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)延長12回表の打席では、左中間のフェンスを越える大飛球を打ったが、審判団によるビデオ判定の末にインプレー(三塁打)とみなされた。試合自体は2-2の引き分けで終了したが、広島球団では試合後に、セントラル・リーグに対してビデオ映像の再検証を要求。同リーグでは、当該審判団(責任審判は三塁塁審:東利夫)および審判長の友寄正人・統括の杵渕和秀による再検証を経て、同月14日に「本塁打の誤審」と認定した。NPB公式戦でのビデオ判定(2010年導入)に対する初めての誤審認定で、セントラル・リーグでは関係者への謝罪コメントも発表したが、記録の訂正までには至らなかった。 この年の広島は、レギュラーシーズンを69勝71敗3分で終了。先に全日程を終了した阪神と0.5ゲーム差の4位にとどまったため、クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。前述の試合で広島が阪神に勝利していれば、広島のレギュラーシーズン通算成績(70勝71敗2分)が阪神(70勝72敗1分)を上回り、広島がレギュラーシーズン3位でCSへ進出する可能性があった。
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