シング ハート ジャディブとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > シング ハート ジャディブの意味・解説 

シング・心・ジャディブ

(シング ハート ジャディブ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/22 10:25 UTC 版)

シング・心・ジャディブ
基本情報
本名 シング・ジャディブ
(Singh Jaideep)
通称 ロシアを喰らうエレファント
マハラジャ・ビッグガイ[1]
インドの虎
国籍 インド
生年月日 (1987-08-21) 1987年8月21日(36歳)
出身地 パンジャーブ
所属 パワーオブドリーム
フリーランス
身長 195cm
体重 100kg
階級 ヘビー級
バックボーン キックボクシング
テーマ曲 サーベルタイガー
テンプレートを表示

シング・心・ジャディブSingh "Heart" Jaideep1987年8月21日 - )は、インド男性キックボクサー総合格闘家パンジャーブ出身。日本東京都在住。フリーランス。元DEEPメガトン級王者。元J-NETWORKヘビー級王者。

両親ともインド人でありインドに生まれたが、3歳で両親とともに日本に移住した。K-1参戦時点ではVTRで「ずっと足立区」と足立区育ちであると語っていた。

名前の“心”は「ハート」と読む。

ファイトスタイル

195cmの長身と長い手足を持つ。その体格を生かした膝蹴りが最大の武器である。また、ロングフックも得意とする。

来歴

2006年1月22日、第88回新空手道交流大会・K-2トーナメント重量級に出場。決勝で新野秀和に勝利し、優勝を果たした[2]

2006年5月4日、第17回全日本新空手道選手権大会・K-2トーナメント重量級に出場し、3位となった[3]

2006年12月8日、プロデビュー戦となった全日本キックボクシング連盟「藤原祭り 2006」で谷川紀勝と対戦し、KO勝ちを収めた。

J-NETWORK王座獲得

2008年4月11日に東京の後楽園ホールで行われたJ-NETWORK「Let's Kick with J the 2nd」のJ-NETWORKヘビー級タイトルマッチで、ファビアーノ・サイクロン(王者/ ブラジル)と対戦。5R判定3-0で勝利し新王者になった。点差は1点から2点と僅差であり、ジャディブが5Rに右アッパーで奪ったダウンが決定打となった[4]

2008年11月30日にR.I.S.E.主催の「R.I.S.E. 51」に参戦し、ファビアーノ・サイクロンと3度目の対戦。3R終了時の判定では決着が付かず延長Rに突入。序盤にラッシュを仕掛けられ判定負け[5]

2009年3月28日、K-1 WORLD GP 2009 IN YOKOHAMAの第2代K-1ヘビー級王者決定トーナメント・リザーブファイトで前田慶次郎と対戦予定であったが、トーナメント出場予定であったハリッド"ディ・ファウスト"の欠場により、前田が本戦出場となり、ジャディブの出場はなくなった。

2009年5月6日に東京の後楽園ホールで行われた「GET REAL in J-WORLD 2nd」のJ-NETWORKヘビー級タイトルマッチでKOICHI(挑戦者/J-NETWORK同級3位、M-1同級王者)と対戦。2R終盤に右フックでKOICHIからダウンを奪うが、3Rに左フックでダウンを奪われてしまう。その後、4R序盤にKOICHIからダウンを奪い返し、5R3-0の判定勝ちを収めて初防衛に成功した[6]

K-1出場

2009年8月2日に韓国ソウル市にあるジャンチュン体育館で行われた「K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL -ASIA GP-」に出場。1回戦でパク・ヨンス 韓国)と対戦し、2Rに右フックでKO勝ちを収めた。準決勝でソン・ミンホ( 韓国)と対戦し、ローキックで1Rに2度どダウンを奪いKOで下すと、決勝戦で金泰泳 日本)と対戦。3R判定0-3で勝利し、優勝した。そしてWORLD GPへの出場権を獲得した[7]

2009年9月26日、K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16にて極真空手世界王者エヴェルトン・テイシェイラと対戦。膝蹴りを何発もヒットさせ、有利な状況であったのにもかかわらず本戦ドローで延長へ。延長でも膝蹴りを当てティシェイラをぐらつかせるが、またも不可解な判定で再延長まで縺れ込み判定負け。

2010年2月6日、グラップリングルール初挑戦となったDEEP X 05で関根秀樹と対戦し、1-27でポイント負け。

2010年4月3日、K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMAグーカン・サキと対戦し、0-3の判定負け。得意とする膝蹴りをヒットさせることをできずに終わった。

2010年8月22日、J-NETWORKヘビー級タイトルマッチでプリンス・アリと対戦し、膝蹴りでKO勝ちを収め2度目の王座防衛に成功した[8]

2010年12月11日、セルゲイ・ハリトーノフと対戦。膝蹴りからのフックでダウンを奪いTKO勝ち。

RIZIN参戦

2015年12月31日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYSエメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦し、マウントパンチでギブアップしTKO負けを喫した[9]

戦績

総合格闘技

総合格闘技 戦績
5 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
2 2 0 0 0 0 0
3 1 0 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× ロッキー・マルティネス 5分3R終了 判定0-5 DEEP CAGE IMPACT 2017
【DEEPメガトン級タイトルマッチ】
2017年7月15日
× テオドラス・オークストリス 3R(10分/5分/5分)終了 判定0-3 RIZIN.1 2016年4月17日
× エメリヤーエンコ・ヒョードル 1R 3:02 TKO(マウントパンチ) RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS 2015年12月31日
カルロス・トヨタ 2R終了時 TKO(タオル投入) DEEP 73 IMPACT
【DEEPメガトン級王者決定戦】
2015年10月17日
アリレザ・タヴァク 1R 4:24 TKO(肘打ち) Super Fight League 19 2013年6月7日

キックボクシング

キックボクシング 戦績
50 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
40 12 0 1
10 1
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
上原誠 1R 0:38 KO(左ストレート) RISE85
【RISE HEAVY WEIGHT TOURNAMENT 2011決勝戦】
2011年11月23日
羅王丸 1R 0:38 KO(左ストレート) RISE85
【RISE HEAVY WEIGHT TOURNAMENT 2011準決勝】
2011年11月23日
天田ヒロミ 2R 2:59 TKO(ドクターストップ) RISE85
【RISE HEAVY WEIGHT TOURNAMENT 2011一回戦】
2011年11月23日
高萩ツトム 1R 2:15 KO(左飛び膝蹴り) RISE83 2011年9月23日
セルゲイ・ハリトーノフ 1R 2:58 KO(右フック) K-1 WORLD GP 2010 FINAL
【スーパーファイト】
2010年12月11日
プリンス・アリ 2R 1:08 KO(膝蹴り) J-NETWORK「FORCE for the TRUTH of J 4th」
【J-NETWORKヘビー級タイトルマッチ】
2010年8月22日
× グーカン・サキ 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA 2010年4月3日
上原誠 2R 1:36 KO(右フック) K-1 WORLD GP 2009 FINAL
【オープニングファイト】
2009年12月5日
× エヴェルトン・テイシェイラ 延長2R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16
【1回戦】
2009年9月26日
金泰泳 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL -ASIA GP-
【K-1 ASIA GP 2009 決勝】
2009年8月2日
ソン・ミンホ 1R 2:45 KO(右ローキック) K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL -ASIA GP-
【K-1 ASIA GP 2009 準決勝】
2009年8月2日
パク・ヨンス 2R 1:35 KO(右フック) K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL -ASIA GP-
【K-1 ASIA GP 2009 1回戦】
2009年8月2日
KOICHI 5R終了 判定3-0 J-NETWORK「GET REAL in J-WORLD 2nd」
【J-NETWORKヘビー級タイトルマッチ】
2009年5月6日
× ファビアーノ・サイクロン 延長R終了 判定0-3 R.I.S.E. 51 2008年11月30日
嚴士鎔 3R 0:22 TKO(カット) TITANS NEOS IV 2008年9月15日
ファビアーノ・サイクロン 5R終了 判定3-0 J-NETWORK「Let's Kick with J the 2nd」
【J-NETWORKヘビー級タイトルマッチ】
2008年4月11日
プリンス・アリ 2R 2:05 KO(右膝蹴り) J-NETWORK「Let's Kick with J 1st」
【J-NETWORKヘビー級王座次期挑戦者決定トーナメント 決勝】
2008年2月29日
高萩ツトム 1R 1:17 KO(右フック) J-NETWORK「Let's Kick with J 1st」
【J-NETWORKヘビー級王座次期挑戦者決定トーナメント 準決勝】
2008年2月29日
× ファビアーノ・サイクロン 1R 2:45 KO(右フック) R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '07 2007年12月16日
森口竜 3R終了 判定3-0 R.I.S.E.-α- "THE FACE" 2007年8月26日
悠羽輝 3R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「CUB☆KICK'S-7」 2007年6月10日
谷川紀勝 1R 1:48 KO 全日本キックボクシング連盟「藤原祭り 2006」 2006年12月8日

グラップリング

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 関根秀樹 4分2R終了 ポイント1-27 DEEP X 05 2010年2月6日

獲得タイトル

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
ファビアーノ・サイクロン
第5代J-NETWORKヘビー級王者

2008年4月11日 - 2012年12月19日

空位
次タイトル獲得者
楠ジャイロ
空位
前タイトル保持者
長谷川賢
第5代DEEPメガトン級王者

2015年10月17日 - 2017年7月15日

次王者
ロッキー・マルティネス

「シング ハート ジャディブ」の例文・使い方・用例・文例



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シング ハート ジャディブ」の関連用語

シング ハート ジャディブのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シング ハート ジャディブのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシング・心・ジャディブ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS