シロチョウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > 昆虫 > チョウ > シロチョウの意味・解説 

しろ‐ちょう〔‐テフ〕【白×蝶】

読み方:しろちょう

翅(りんし)目シロチョウ科昆虫総称中形で、翅(はね)は白色黄色のものが多く後ろ翅に突起がない。モンシロチョウ・モンキチョウ・ツマキチョウ・ツマベニチョウなど。《 春》


白蝶

読み方:シロチョウ(shirochou)

シロチョウ科昆虫総称


白蝶

読み方:シロチョウ(shirochou)

一種

季節

分類 動物


シロチョウ科

(シロチョウ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 00:43 UTC 版)

シロチョウ科 Pieridae
モンシロチョウ Pieris rapae
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シロチョウ科 Pieridae
Duponchel, 1835
亜科

シロチョウ科(シロチョウか、白蝶、Pieridae)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科内のひとつの分類単位。シロチョウはシロチョウ科に属するチョウの総称で、シロチョウという和名のチョウは存在しない。

概要

南極大陸以外の全ての大陸に分布し、1,000ほどが知られている。モンシロチョウキチョウなどの、なじみ深いチョウも含まれる。

成虫の前翅長は2-6cm程度で、チョウ全体で見ると中型のグループである。成虫のは突起がないか、または少ない。翅の色は黄色がベースで、その上にの模様が見られる。この模様は種類や性別によって異なる。ただしニューギニアを中心に分布するカザリシロチョウ類や、南アメリカに分布するベニオビシロチョウなど、黒をベースにした鮮やかな翅色の種類もいる。

成虫は翅を閉じて止まる。にやって来てを吸うが、地面に降り立って水分を吸う習性があるものも多い。

幼虫は褐色のケムシもいるが、緑色で細長いものがよく知られており、これらは俗にアオムシとよばれる。モンシロチョウなど、農作物に被害を与える害虫となるものもいる。また、ほとんどのシロチョウの幼虫は単独生活をするが、中にはミヤマシロチョウやカザリシロチョウ類のように、幼虫が糸を吐いてクモの網のようなを作り、集団生活するものもいる。

は帯蛹型で、尾部のカギ状突起と胸の部分の帯糸で上向きに自分の体を固定する。

分類

シロチョウ科は4つの亜科に分けられる。なお、チョウの和名は最後の「~チョウ」を省くのが普通だが、シロチョウは「~チョウ」をつける。

コバネシロチョウ(トンボシロチョウ)亜科 Dismorphiinae(6属)
  • ヒメシロチョウ属 Leptidea
    • ヒメシロチョウ L. amurensis
マルバネシロチョウ亜科 Pseudopontiinae(1属)
シロチョウ亜科 Pierinae(55属)
モンキチョウ亜科 Coliadinae(14属)

ウスバシロチョウウスバキチョウというチョウもおり、和名のとおりシロチョウによく似ているが、これらは現在アゲハチョウ科に分類されている。かつてはシロチョウ科に分類されていたが、シロチョウ科は脚の爪が二分するため、脚で見分けが付く。ただしジャノメチョウ科クロコノマチョウウスイロコノマチョウは例外で、爪が二分する。

関連項目

参考文献

関連項目


「シロチョウ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



シロチョウと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シロチョウ」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||

3
100% |||||

4
100% |||||

5
100% |||||

6
100% |||||

7
100% |||||


9
100% |||||

10
100% |||||

シロチョウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シロチョウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシロチョウ科 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS