シューターワンとシューティングマッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:28 UTC 版)
「MGC (トイガンメーカー)」の記事における「シューターワンとシューティングマッチ」の解説
モデルガンがどんなにリアルで作動が確実になっていっても、絶対に実現しないのが「的に当てる」という行為である。MGCは弾を飛ばさずに的に当たった感覚を疑似体験できるデバイスを研究開発していたが、ついにRAY-X203として市販された。 このデバイスは発火時に発生する微量な赤外線を感知するセンサー装置であった。商品名は一般公募でシューターワンと名づけられ、以降その名称が使用されるようになった。シューターワンの登場によりモデルガンを使用した遊びは単なる撃ち合いごっこから的に当てる事という新たな要素が加わることになった。シューターワンは設置ターゲット型が1バージョン発売されたのみであったため、定位置に設置するシューティングマッチ形式のイベントが最も盛んとなった。MGCは米国のビアンキカップの名称使用権を得てジャパンビアンキカップとして開催した。マッチにおいては詳細なルール、地方大会から全国大会という階層化を図るなどスポーツとしての特色を高めていった。しかしながらモデルガン/シューターワンの射撃精度が高まらず次第に精密さを求めるユーザーはエアソフトガンへの移行を始めてしまうきっかけともなってしまった。この頃を境にモデルガン全体の人気が勢いを失っていくこととなる。 詳細は「シューターワン」を参照
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