シュワへの旅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:47 UTC 版)
ナムリスのトルメキア侵攻を阻止したナウシカは、目覚めてしまった巨神兵の対処法を探して、また戦争激化の根源であるシュワの墓所を封印する為、オーマと共にシュワの墓所へ赴く。しかし、秘石と黒い箱による正しい手順を完了せず、土鬼の旧世界の技術で無理矢理蘇生させたオーマの肉体は、巨神兵本来の強大なエネルギーと力に耐えられず、ビームの発射や長距離の飛行といった力を使う事で徐々に腐敗し、発作的に体が動かなくなる。また、体が未完成の上に、腐敗している為、体内からもれ出た生物に有害な「毒の光」によって、ナウシカとキツネリスのテトの肉体も衰弱してしまう。 シュワへの道中、土鬼のゴス山脈付近でナウシカ一行はシュワへ侵攻するトルメキア第1・第2皇子の艦隊 (重コルベット (大型戦闘機) とバカガラス (大型輸送機) ) に遭遇。巨神兵の力を欲した皇子たちにナウシカが捕えられるも、既に裁定者として目覚めていたオーマは艦隊と同行する。その姿、行動を見て、ナウシカは巨神兵の本性に気付き、巨神兵が死ねば済むのかどうか再考せざるを得なくなる。その後、死んでしまったテトを埋める為、ナウシカは皇子たちと共にオーマの手の平に乗ってトルメキア艦隊から離脱。しかし、シュワの庭園にたどり着き、ナウシカがテトを庭園の端の大木の根元に埋めた後、オーマは無理がたたって2度目の発作を起こし、ナウシカと皇子たちが庭園の主の元に保護されると、「母さんには休養が必要」と言い残し、徒歩で単身シュワへ向かった。
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