シツジ

デジタル大辞泉

しつ‐じ【執事】

読み方：しつじ

１ 貴族・富豪などの大家にあって、家事を監督する職。また、その人。

２

㋐院の庁の長官。執事の別当。

㋑内豎所(ないじゅどころ)や進物所で別当に次ぐ職。

㋒摂関・親王家などの家司(けいし)の長官。

㋓鎌倉幕府の執権の異称。

㋔鎌倉幕府の政所(まんどころ)の次官。また、問注所の長官。

㋕室町幕府初期の将軍の補佐役。また、鎌倉公方(くぼう)の補佐役。

㋖室町幕府の政所・問注所の長官。

㋗江戸幕府の若年寄の異称。

３ キリスト教で、主教・司祭に次ぐ第3の聖職位。

４ 貴人などへの手紙の宛名の脇付に用いる語。

歴史民俗用語辞典

執事

読み方：シツジ（ｓｈｉｔｓｕｊｉ）

（１）事務を執行する者。有力諸家の主人の近くに侍して家政を行う者。
（２）鎌倉幕府の執権の別称、問注所の長官、政所の次官など。
（３）室町幕府の将軍補佐役（管領）、政所・問注所の長官。
（４）関東管領の補佐役。のち管領と改称。

ウィキペディア小見出し辞書

シツジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/01 02:32 UTC 版)

「お坊サンバ!!」の記事における「シツジ」の解説

執事で有名なエリートの執事。バリアフリー拳を使う。プロトタイプ版の設定では副住職の鈴木という名前だった。