システムインテグレータとIT土方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/21 00:14 UTC 版)
「デジタル土方」の記事における「システムインテグレータとIT土方」の解説
デジタル土方という言葉の流行は独立系システムインテグレータに起因する。独立系システムインテグレーターの労働環境は下層になるほど劣悪であり、従業員は奴隷のごとく働かされる。[独自研究?]独立系以外にはメーカー系、ユーザー系、コンサル系、外資系などがある。 メーカー系 電機メーカーなどの子会社を指す、福利は親会社に準ずることが多く、本社のソフトウェア関連の仕事を受け持つことが多い。 ユーザー系 金融、流通、インフラストラクチャー、総合商社などのITと関係のない子会社か資本関係をもつ会社、親会社の仕事が多く福利も親会社に準ずることが多く、親会社のシステム部門が独立したものが多い。 独立系 親会社を持たない企業を指す。「一定の知名度と信頼があり顧客から直接業務を受注できる」「独自の人気コンテンツやソフトウェアがある」「組込みソフトウェアや回路設計など高度な技術を持っている」などで、安定した収入源を持っている企業もあるが、これらがない場合は他の企業からのIT関連業務を格安で請け負う下請業者や人材派遣会社でしかない。このことが収益の悪化と社員への待遇の悪化へ繋がっている。 コンサル系 事業や経営の戦略においてシステム提案を得意とする企業を指す。システムを作るよりも提案することが得意であり、超上流が得意なシステムインテグレーターと見ることもできる。 外資系 世界規模で展開をしている企業を指す。OracleやSAPなどプロダクトが有名な企業やアクセンチュアのようにコンサルティングが得意な企業がある。
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