シグナスルネッサンス【シグナスルネッサンス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10341号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | シグナスルネッサンス よみ:シグナスルネッサンス |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社国分寺洋蘭園 | |
品種登録者の住所 | 東京都国分寺市光町二丁目10番地21 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 渡邊尚一、渡邊大之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「トウキョウブライダル」と「シルキームーン」を相互に交配して育成されたものであり、花色はセパル及びペタルが黄白の単色で、リップ中央裂片は黄白の地色に浅黄のぼかしが入る、平咲きの大型種である。株の大きさは大、草姿は横性である。葉の正面の形は倒披針形、先端の形は鋭先形、横断面の形はⅡ型、向きは斜上、ねじれは無、幅は76~100mm、長さは20.1~30cm、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は平、花の横径及び縦径は10.1~12.5cmである。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は微突形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅡ型、横断面の形はⅣ型である。花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート3101)の単色、リップの中央裂片は黄白(同2902)の地色に浅黄(同2511)のぼかしが入る、側裂片は黄白(同2902)の地色に暗紅(同0110)の縞斑及び浅黄(同2511)のぼかしが入る。花の香りは中、開花期は四季である。「シラユキヒメ」と比較して、ドーサル・セパルの先端の形が円形であること、ラテラル・セパルの斑の模様が無いこと等で、「白鳥」と比較して、ドーサル・セパルの先端の形が円形であること、ラテラル・セパルの先端の形が微突形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に出願者の温室(埼玉県北本市)において、「トウキョウブライダル」と「シルキームーン」を相互に交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「シグナス ルネッサンス」であった。 |
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