シキブムラサキ【シキブムラサキ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11204号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | オンシジウム | |
登録品種の名称及びその読み | シキブムラサキ よみ:シキブムラサキ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 18日 | |
品種登録者の名称 | 山本嘉隆 | |
品種登録者の住所 | 愛知県知多郡南知多町大字豊浜字小佐24番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山本嘉隆 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Oncidium incurvumにOnc. ornithorhynchumを交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に穏赤味紫色のぼた斑、リップは紫白の地色に穏赤味紫色の斑点が基部に入る、鉢物向きのかなり小輪花である。株の大きさは中、草姿は斜上である。ぎ球茎の正面の形は楕円形、平面の形は長楕円形、溝(稜)の有無は有、高さは51~75mm、長径は31~45mmである。葉の正面の形は線形、横断面の形はⅢ型、向きは斜上、下垂性は無、長さはやや短、幅は中、表面の色は緑、全葉数は6枚である。花序の型は複総状、分枝回数は1回、無限花序の性質の強さは無、花序の長さはやや長、幅はやや狭、花数は多、花茎の抽出方向は斜上、強さは弱、花型は平、距の有無は無、花の横径はかなり小、縦径は小である。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ねじれの程度は有、長さは短、幅はかなり狭、ラテラル・セパルの正面の形は披針形、先端の形は微突形、ねじれは有、長さは短、幅はかなり狭、ペタルの正面の形は広線形、先端の形は微突形、ねじれは有、周縁の波打ちは有である。リップの正面の形はⅤ型、先端の形は心形、側裂片の大きさは中、長さは短、幅は狭である。花色はセパル及びペタルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート8902)の地色に穏赤味紫(同8913)のぼた斑が入る、リップは紫白(同8901)の地色に穏赤味紫(同8913)の斑点が基部に入る。花の香りは無、開花期は冬である。「ピンクパンサー」と比較して、リップの側裂片が大きいこと、リップの基部に斑点が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に育成者の温室(愛知県知多郡南知多町)において、Onc. incurvumにOnc. ornithorhynchumを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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