ザヤックルール
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「フィギュアスケート用語一覧」の記事における「ザヤックルール」の解説
ジャンプの跳ぶ回数と種類に制限を設けたルール。アメリカの女子シングル選手エレイン・ザヤックに由来する。ジャンプ参照。
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ザヤックルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/28 18:22 UTC 版)
「エレイン・ザヤック」の記事における「ザヤックルール」の解説
エレインはトリプルトウループが得意の選手であった。1982年世界フィギュアスケート選手権で優勝した際、3回転ジャンプを計6回跳んだが4回がトゥループで、2回がサルコウであった。また、前年の1981年世界フィギュアスケート選手権でも3回転ジャンプを計7回、そのうちトゥループが4回、サルコウが2回、ループが1回で2位になっている。また、ザヤック以外にも1980年レークプラシッドオリンピックでは、サンダ・ドゥブラヴチッチが3回転ジャンプを4回跳んだが、その全てがトゥループであった。こうしたプログラム構成は、同じ種類の3回転ジャンプでプログラムを埋め、他のジャンプの欠点をカバーすると見なされて、1982年のISU総会で同一ジャンプの重複を制限するルールができた。これが通称ザヤックルールである。(フィギュアスケートの採点法 無効要素参照) 同一フリープログラム内で3回転、及び4回転のジャンプを、2回跳ぶことが出来るのは2種類までの制限があり、少なくとも1つはコンビネーションまたはシークエンスにしなければならない。 同一フリープログラム内でいかなる種類の2回転ジャンプも2回を超えて跳んではならない。(2014-15シーズンより導入) 単独で2回同じ種類のジャンプを跳ぶと、2回目はシークエンス扱いとして見なされジャンプの基礎点から0.8点を掛ける為、1回目成功時のジャンプより2回目成功時の方が低得点となる。 新採点方式となった現在でも、この「ザヤックルール」はウェルバランス(well-balanced program)の一部として残っている。
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