サンベルクピ【サンベルクピ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7230号 |
登録年月日 | 1999年 6月 14日 | |
農林水産植物の種類 | ペチュニア | |
登録品種の名称及びその読み | サンベルクピ よみ:サンベルクピ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | サントリーフラワーズ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都千代田区麹町五丁目7番地2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 村上保之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,ブラジル原産野生種の無名実生にブラジル原産野生種間の交雑無名実生を交配して育成されたものであり,花は鮮赤紫の単色で,かなり小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。草型はつる性ほふく型,株張り性はやや小,草丈はかなり低である。茎長はかなり低,太さは細,色は無,毛の多少及び第一次分枝数は少,第二次分枝数は中,節間長はかなり短である。葉形は披針形,着葉角度は立ち葉,葉長はかなり短,葉幅はかなり狭,葉柄の有無は無,葉の上面の色は濃緑,ふ入り葉は無,葉の厚さは薄,毛の多少は少である。花の向きは斜上向き,花形は一重,花筒部の形は細,花径はかなり小輪,複色の有無は無,単色花の色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207),花弁のたい色の程度は弱,花喉部内面底部の色は明緑黄(同2704),花筒部外面の色は淡緑黄(同2903)に暗灰赤(同0118)の条が入る,花弁先端部の形は鈍,切れ込みの程度は中間,波打ちの程度は弱,がくの形状は狭,雌ずいの形は細,雄ずいの形は小,雌雄ずいの位置は凹,雌雄ずいの有無は有,雄ずいの数は中,花柄の長さはやや短,太さはかなり細である。「掛川S2」と比較して,葉の上面の色が濃緑であること,花喉部内面底部の色が明緑黄であること,花筒部外面の色が淡緑黄に暗灰赤の条が入ること等で,「掛川S3」と比較して,茎の色(アントシアニンの発現)が無であること,花筒部外面の色が淡緑黄に暗灰赤の条が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に出願者の農場(山梨県北巨摩郡白洲町)においてブラジル原産野生種の無名実生にブラジル原産野生種間の交雑無名実生を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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