サンタ・マリア号の復元船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/09 05:21 UTC 版)
「サンタ・マリア号」の記事における「サンタ・マリア号の復元船」の解説
1992年のクリストファー・コロンブスによるアメリカ大陸到達500周年にあわせて、コロンブスの船団を成した船として、サンタ・マリア号、ピンタ号、ニーニャ号の船団三隻が復元された。この復元計画は1986年に開始され、復元された船体は1992年にスペインで開催されたセビリア万博において展示された。 また1892年のアメリカ大陸到達400周年にあわせても、サンタ・マリア号、ピンタ号、ニーニャ号が復元されてアメリカ合衆国のシカゴで開催された シカゴ万国博覧会 (1893年)において展示されている。 日本の神戸市にも1991年にスペインから寄贈されたレプリカ船がかつてあったが、震災と老朽化を理由に2013年に解体され、今は同市のメリケンパーク公園に碇とマストの望楼がモニュメントとして残るだけである。 また、1990年に大阪水上バスが「サンタマリア」と言う名の観光船を就役させているが、これは姿を模してはいるものの、本船のレプリカとは関係ないオーバースケールの汽船である。
※この「サンタ・マリア号の復元船」の解説は、「サンタ・マリア号」の解説の一部です。
「サンタ・マリア号の復元船」を含む「サンタ・マリア号」の記事については、「サンタ・マリア号」の概要を参照ください。
- サンタ・マリア号の復元船のページへのリンク