サムライフラメンコ誕生編(第1話 - 第6話)
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「サムライフラメンコ」の記事における「サムライフラメンコ誕生編(第1話 - 第6話)」の解説
雑誌モデルの羽佐間正義は、幼いころから抱き続けるヒーローへの憧れから、ついには『自称』正義の味方・サムライフラメンコとなって、さまざまなトラブルを解決しようと奮闘する。だが、実力不足から身ぐるみ剥がされたり、街の人からは舐められたり、不審者と勘違いされるなど、なかなか正義の味方らしい活動を実現できずにいた。 ある日、正義はひょんなことからサムライフラメンコの正体を知った警察官・後藤英徳に居酒屋へ呼び出され、「街の人々から苦情が殺到しているので、サムライフラメンコの活動を自粛するように」と諭される。居酒屋からの帰り際、後藤の傘(本来は後藤の彼女の傘で、彼が大事にしている傘)が盗まれていることに気がついた正義は、サムライフラメンコの姿で傘を持ち去ったサラリーマンを追いかけて捕まえ、説教する。その様子が動画サイトへ投稿されたことでサムライフラメンコの名前は一躍有名となり、テレビ局やネットニュースは彼の正体を懸賞金をかけて追求するようになる。そんな中、サムライフラメンコの正体としてアクション俳優・要丈治が名乗りをあげる。正義は要に嘘をつかないように懇願し、要はその件については納得するが、いつの間にかサムライフラメンコは要の弟子ということになってしまう。 要に鍛えられ、格闘術を身につけた正義はひったくり犯を捕まえるなど、ヒーローらしい活動ができるまでに成長する。やがて、自分の力を過信した正義はさらなる悪を成敗するために繁華街へ出向いて車上荒らしを捕まえようとするが、逆に拉致されてマスクを剥がされそうになる。そんな正義の危機を救ったのが、3人組の女性アイドルグループ「ミネラル★ミラクル★ミューズ」(ミネミラ)のメンバー・真野まりだった。まりは魔法少女好きで、魔法少女としてデビューするべく身体を鍛えたり特製ステッキを用意したりしていたが、サムライフラメンコの登場で自分の存在が二番煎じになってしまったと正義をなじり、その埋め合わせとして正義に自分の引き立て役になるように強要する。 まりはフラメンコガールを名乗り、繁華街で女性に嫌がらせをする男たちを成敗し、サムライフラメンコ以上の人気者となる。そんな時、正義の20歳の誕生日に死んだ祖父が自作したサムライフラメンコの設定が大量に送られてくる。祖父がサムライフラメンコというヒーローに込めて自分に託した思いを汲み取った正義は、「真のヒーローとは何か?」を模索していくことを決意し、フラメンコガールとの関係を解消する。一方のまりはミネラル★ミラクル★ミューズのメンバーの三澤瑞希と森田萌を仲間に引き入れ、新たにユニットフラメンコガールズを結成する。こうして知名度は上がりつつも、要やまりに翻弄され、後藤に見守られながら、正義のヒーロー生活は続く。
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