コンピュータネットワークのノード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:03 UTC 版)
「ノード (ネットワーク)」の記事における「コンピュータネットワークのノード」の解説
データ通信において、物理ネットワークノードは、モデム・ハブ・ブリッジ・スイッチングハブなどのデータ通信機器(DCE)、あるいはIP電話・プリンタ・ホストコンピュータ(ルータ・ワークステーション・サーバなど)などのデータ端末装置(DTE)である。 ネットワークがLANやWANである場合、全てのノード(少なくともデータリンク層デバイス)にはMACアドレスが必要となる。通常は、MACアドレスはネットワークインターフェイスコントローラごとに1つずつ設定される。コンピュータ、パケットスイッチ、xDSLモデム(イーサネットインターフェイス付き)、無線LANアクセスポイントなどはノードである。ハブ(スイッチングハブではない通常のハブ)によるネットワークは論理的にはバスネットワーク(英語版)であるため、ハブは物理ネットワークノードではあるが、LANネットワークノードではない。同様に、リピータやPSTNモデム(シリアルインターフェイス付き)は物理ネットワークノードだが、この意味ではLANノードではない。 ネットワークがインターネットやイントラネットである場合、多くの物理ネットワークノードは、IPアドレスで識別されるホストコンピュータ(インターネットノードとも呼ばれる)であり、全てのホストは物理ネットワークノードである。ただし、スイッチ、ブリッジ、無線LANアクセスポイントなどのデータリンク層デバイスの中には、(管理上の目的を除いて)IPアドレスを持たないものがあり、その場合はインターネットノードやホストではなく物理ネットワークノードやLANノードと見なされる。
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