コンセンサス配列とは? わかりやすく解説

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コンセンサス‐はいれつ【コンセンサス配列】

読み方:こんせんさすはいれつ

複数異な生物間で、遺伝子塩基配列たんぱく質アミノ酸配列比較したときに見られる共通部分遺伝子同士またはたんぱく質同士の間で類似のはたらきをもつことを意味し機能上、不可欠な重要な部位であることを示している。共通配列


コンセンサス配列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 14:30 UTC 版)

分子生物学バイオインフォマティクスにおいて、コンセンサス配列: consensus sequence)もしくはカノニカル配列: canonical sequence)とは、シーケンスアラインメントの各位置における最も高頻度の残基(ヌクレオチドアミノ酸など)が計算された配列である。関連のある配列が比較され、類似の配列モチーフについて多重配列アラインメントがなされた結果を表している。このような情報は、RNAポリメラーゼのような配列依存性の酵素について考慮する場合に重要である[1]


  1. ^ Pierce, Benjamin A. 2002. Genetics : A Conceptual Approach. 1st ed. New York: W.H. Freeman and Co.
  2. ^ a b Schneider TD (2002). “Consensus Sequence Zen”. Appl Bioinform 1 (3): 111–119. PMC 1852464. PMID 15130839. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1852464/. 


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