コロニアル・パイプラインへの攻撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 22:20 UTC 版)
「ダークサイド (ハッカー集団)」の記事における「コロニアル・パイプラインへの攻撃」の解説
コロニアル・パイプラインは、テキサス州からニュージャージー州までの5,500マイル(約8,850km)を結ぶパイプラインを運営し、扱う生成燃料は1日当たり1億ガロン(約3億8000万リットル)。東海岸の燃料消費の45%を賄っているアメリカ最大手の企業の一つである。 2021年5月6日、コロニアル・パイプラインのサーバーから約100ギガバイトのデータが盗まれる。 5月7日午前5時半頃、悪意のあるソフトウェアによってサイバー攻撃を受けデータを暗号化されていることが発覚。すでに何台かのコンピューターが暗号化されたため、感染が拡大しないようにするため一部の情報システムをオフラインにした。これにより操業も停止。アメリカのライフラインに対する史上最悪のサイバー攻撃となった。 5月8日、同社が事件を公表。しかし「現在進行中の今回の攻撃の性質と範囲について調査を開始しました」という短い声明を発表するに留めた。ロイターによると、セキュリティ会社ファイア・アイのインシデント部門が対応しており、その調査チームの報告によるとダークサイドの関与が疑われた。
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