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家庭用ゲーム機の販売台数一覧

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/06/16 09:45 UTC 版)

ソニーのPlayStation 2は、全世界で1億6000万台以上を販売した史上最も売れたゲーム機である[1][2]。

家庭用ゲーム機の販売台数一覧（かていようゲームきのはんばいだいすういちらん）では、各家庭用ゲーム機の販売台数を列挙する。販売台数が1万台以上の家庭用ゲーム機は万単位に四捨五入する。

据え置き型ゲーム機は、テレビやコンピューターモニターなどの外部ディスプレイ装置に接続する[3]。ゲームは通常、手持ちのゲームコントローラで操作する。最初に市販されたビデオゲーム機は、1972年にマグナボックスが発売した「マグナボックス・オデッセイ」である。これは、ラルフ・ベアとSanders Associatesの同僚によって開発されたテレビゲーム技術に基づいている[4]。

任天堂のニンテンドーDSシリーズは、最も売れた携帯型ゲーム機であり、全世界で1億5,402万台を販売した[5]。販売の大部分はDS Liteの9,386万台で占められている[5]。

携帯型ゲーム機は、画面、コントロール、スピーカーを内蔵した携帯可能なデバイスである[6]。据え置き型ゲーム機よりも高い携帯性を持つ[7]。1つのゲームしかプレイできない携帯型電子ゲームデバイスとは異なり、携帯型ゲーム機は複数のゲームをプレイできる。交換式ROMカートリッジを採用した最初のゲーム機は、ミルトン・ブラッドリーの「Microvision」（1979年）である[8]。任天堂は1989年にゲームボーイで携帯型ゲーム機の普及に貢献し[9]、2000年代初頭まで市場の優位性を維持していた[10][11]。

バーチャル・リアリティヘッドセットは、ユーザーの目の前に位置する内蔵スクリーンを持つヘッドマウントディスプレイである。ゲーム用VRヘッドセットは、手持ちコントローラや利用者入力用の位置追跡加速度計を搭載する場合がある[12]。大半はゲーム機やゲーミングPCへの接続が必要である[13]が、Meta PlatformsのMeta Quest 2などは単体ゲーム機である[14]。

専用ゲーム機は、内蔵ゲームを持つゲーム機のサブセットである[15][16]。より広い意味では、パーソナルコンピュータのような多用途デバイスと対比して、ビデオゲーム機を「専用」と称する場合もある[17][18][19]。

家庭用ゲーム機の販売台数一覧

ゲーム機 タイプ メーカー 発売年 販売台数 出典
世界 日本
PlayStation 2 据置 ソニー 2000年 1億6000万台 2198万台 [1][2]
ニンテンドーDS 携帯 任天堂 2004年 1億5402万台 3299万台 [5]
Nintendo Switch 据置 / 携帯 任天堂 2017年 1億5212万台 3720万台 [20]
ゲームボーイ 携帯 任天堂 1989年 1億1869万台 3247万台 [5]
PlayStation 4 据置 ソニー 2013年 1億1720万台 951万台 [21][注 1]
PlayStation 据置 ソニー 1994年 1億249万台 1885万台 [24][2]
Wii 据置 任天堂 2006年 1億163万台 1275万台 [5]
PlayStation 3 据置 ソニー 2006年 8740万台 1027万台 [1][2]
Xbox 360 据置 マイクロソフト 2005年 8400万台 162万台 [25][26]
ゲームボーイアドバンス 携帯 任天堂 2001年 8151万台 1696万台 [5]
PlayStation Portable 携帯 ソニー 2004年 8000万台 1969万台 [27][2]
PlayStation 5 据置 ソニー 2020年 7780万台 684万台 [1][注 2]
ニンテンドー3DS 携帯 任天堂 2011年 7594万台 2526万台 [5]
ファミリーコンピュータ / NES 据置 任天堂 1983年 6191万台 1935万台 [5]
Xbox One 据置 マイクロソフト 2013年 5800万台 11万台 [28][26]
スーパーファミコン / SNES 据置 任天堂 1990年 4910万台 1717万台 [5]
ゲーム&ウオッチ 携帯 任天堂 1980年 4340万個 1287万個 [29]
NINTENDO 64 据置 任天堂 1996年 3293万台 554万台 [5]
メガドライブ 据置 セガ 1988年 3075万台 358万台 [30][31]
Atari 2600 据置 アタリ 1977年 3000万台 [32]
Xbox Series X/S 据置 マイクロソフト 2020年 2830万台 68万台 [注 3][注 4]
Xbox 据置 マイクロソフト 2001年 2400万台 47万台 [35][26]
ニンテンドー ゲームキューブ 据置 任天堂 2001年 2174万台 404万台 [5]
セガ・マークIII / セガ・マスターシステム 据置 セガ 1983年 1900万台 [36]
Meta Quest 2 VR Meta 2020年 1800万台 [37]
PlayStation Vita 携帯 ソニー 2011年 1581万台 586万台 [注 5][2]
Wii U 据置 任天堂 2012年 1356万台 334万台 [5]
ゲームギア 携帯 セガ 1990年 1062万台 178万台 [38]
セガサターン 据置 セガ 1994年 926万台 575万台 [30][39]
ドリームキャスト 据置 セガ 1998年 913万台 286万台 [30][注 6]
PCエンジン 据置 NEC 1987年 764万台 584万台 [注 7][注 8]
コレコビジョン 据置 コレコ 1982年 600万台 [46]
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン 据置 任天堂 2017年 528万台 [47]
PocketStation 携帯 ソニー 1999年 490万台 [48]
ファミリーコンピュータ ディスクシステム 据置 任天堂 1986年 400万台 [49]
Atari 7800 据置 アタリ 1984年 377万台 [50]
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 据置 任天堂 2016年 356万台 [51]
Nintendo Switch 2 据置 / 携帯 任天堂 2025年 350万台 95万台 [52][53]
ワンダースワン 携帯 バンダイ 1999年 332万台 [30]
カラーテレビゲーム 据置 任天堂 1977年 300万台 [54]
インテレビジョン 据置 マテル 1980年 300万台 [55]
N-Gage 携帯 ノキア 2003年 300万台 [56]
Atari Lynx 携帯 アタリ 1989年 200万台 [57]
ネオジオポケット 携帯 SNK 1998年 200万台 [58]
3DO 据置 パナソニック 1993年 138万台 75万台 [59][60]
Atari 5200 据置 アタリ 1982年 100万台 [61]
ノーマッド 携帯 セガ 1995年 93万台 [58]
バーチャルボーイ 据置 任天堂 1995年 77万台 14万台 [62]
CD-i 据置 フィリップス 1990年 57万台 [63]
ネオジオCD 据置 SNK 1994年 57万台 45万台 [64]
ネオジオ 据置 SNK 1990年 41万台 35万台 [64]
オデッセイ2 据置 マグナボックス 1978年 37万台 [65]
PC-FX 据置 NEC 1994年 29万台 [64]
Tapwave Zodiac 据置 Tapwave 2003年 20万台 [58]
Atari Jaguar 据置 アタリ 1993年 13万台 0.2万台 [66][67]
プレイディア 据置 バンダイ 1994年 12万台 [68]
ピピンアットマーク 据置 バンダイ 1996年 4万台 3万台 [69][70]
Gizmondo 据置 タイガー 2005年 3万台 [58]

脚注

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注釈

  1. ^ PS4（792万9552台[22]）とPS4 Pro（157万5723台[23]）の合算。
  2. ^ PS5（566万1973台）、PS5 デジタル・エディション（96万9763台）、PS5 Pro（20万8289台）の合算[22]。
  3. ^ WSJによる推定値[33]。マイクロソフトはXbox Series X/Sの販売台数を公開していない[34]。
  4. ^ Series X（32万456台）、Series X デジタルエディション（2万609台）、Series S（33万7136台）の合算[22]。
  5. ^ CESAによる推定値[30]。SIEはVitaのハードウェア全世界累計販売台数を「非開示」としている[1]。
  6. ^ アジア圏を含む平成12年度まで[40]と平成13年度中間期[41]の販売台数に、完売した[42]4万台の在庫を加算した値。
  7. ^ 国内版Huカードモデル（392万台[43]）、海外版Huカードモデル（170万台[44]）、Duoシリーズ含む国内版CD-ROM2（192万台[45]）、Duoシリーズ含む海外版CD-ROM2（10万台[44]）の合算。
  8. ^ Huカードモデル（392万台[43]）、Duoシリーズ含むCD-ROM2（192万台[45]）の合算。

出典

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参考文献

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