ゲームに使用する用品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 06:51 UTC 版)
本作のデザインは以下の通り、アブストラクトゲームである。 ボード - 初版では箱からスライドする形で4枚に分割されており、これを組み合わせて1枚のボードにする。色は白地が多いが、再版には紺色も存在する。ボードには縦24列×横24行の穴が開いているが、四隅はルール上ペグを挿さないため穴がなく、結果として572個の穴を持つ。また左右と上下はそれぞれ、一番端と一段内側の間には、お互いの陣営の色が付いており、ここが双方の陣地である。初版には座標が書かれていなかったが、途中の再版からは上下端に左からA,B,C…Xまで、および左右端に上から1,2,3…22まで字がふられ、愛好者はこれを座標として、「B5」「D3」などと表記する。 また再版からは位置関係を判りやすくするため、W12~B2~L22、およびそれを90度ずつ回転させたM22~W2~C12、C13~W23~M2、V12~B2~L22の8ヶ所に線を引いた、八方星の意匠が入ったボードも出た(その後の版では、線を減らしたボードも見られる)。愛好者には位置を把握しやすくするため、これらの座標やラインを後から手書きする者もいる。 なおボードに見立てた記録用紙に記入していく場合、例えば一方を黒丸の中、もう一方を白丸の中に数字を記入し、(15)などと書く。この部分も囲碁に似ている。 ペグ(Peg) - 穴に挿しこむ小さな柱。 ブリッジ - スパナのような細長いパーツで、2つのペグの間に渡す。ブリッジは和製英語で、英語では"Link"と呼ぶ。ペグとブリッジ共通の説明色はチェスやリバーシのように、2人のプレイヤーがそれぞれ使う色が決められており、初版では赤と黒、再版では赤と白、赤と黄色、赤と青などが存在する。正式にはチェス同様、色の薄い側を先手が使う。 再版ではペグをチェスのルーク、ブリッジを壁のようにしたデザインも存在する。
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