クロミル Codium subtubulosum Okamura
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(生態写真2)
からだはやや扁圧した円柱状で,ほぼ規則正しく平面的に叉状分岐し,分岐部分は幅広い扁平な三角形となる。枝の先端は円柱状でやや細くなる。小嚢は円柱状から棍棒状。小嚢の長さはおよそ600~850μm 。手触りは滑らかで,やや固く,多少伸び縮みし,丈夫である。生体は暗緑色~濃緑色。押し葉標本は台紙につく。
ナガミルも同様の分枝を行ない,形態的にも似ている事があるが,ナガミルの小嚢は非常に大きいので,表面をみたときには肉眼でも小嚢が見える。また,ナガミルの方が緑色~黄緑色と明るい色をしており,さらにからだは柔らかく,先端部での分岐の間隔が極端に狭くなる傾向がある。
高さ:20~60cm
固有名詞の分類
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