クロコダイル・フィッシュ

熱帯魚写真館

クロコダイル・フィッシュ

通称：クロコダイル・フィッシュ

学名：Luciocephalus pulcher (Gray,1830)

分布：マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島

サイズ：約２０ｃｍ

水温：２２～２６度（２２～３２度）

ｐＨ：６．０～７．５（４．０～７．５）

水温、ｐＨは最適な値と共に、（）の中にある値は飼育可能な適応範囲を表しています。
熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。

特徴

クロコダイル・フィッシュはアナバンテッドの仲間としては珍しいフィッシュイータータイプの魚です。　 外見以上に口は大きく、細めの魚であれば体長の1/3ほどの魚までなら捕食してしまいます。　 現地はブラックウオーターで流れの無いような場所に住んでいるとされており、水槽飼育でも現地に 合わせて弱酸性の軟水を用意して飼育するのが良いでしょう。 現地はブラックウオーターで流れの無いような場所に住んでいるとされています。　 本種に良く似た種類にブルースポット・クロコダイルフィッシュと言うインボイスネームで呼ばれる 種類がおり、こちらのほうは比較的、pHが高い水域に生息するとされています。

飼育について

本種は落ち葉などが堆積し水が茶色に変色したブラックウオーターと呼ばれる水域に生息しており、酸性～弱酸性の軟水を好みます。　 特に輸入されて間もない個体はデリケート面があり、良好な水質の環境を作り飼育するのがベストと言えます。　 特殊なフィッシュイーターの為、人工飼料に餌付けする事が難しく、サイズに合わせて赤虫やアカヒレの幼魚、メダカなどを 与えて育てる事が必要となります。