クラッシュ_(アルバム)とは? わかりやすく解説

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クラッシュ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/25 21:18 UTC 版)

クラッシュ
ボン・ジョヴィスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル Hard Rock
時間
レーベル マーキュリー・レコード
プロデュース ルーク・エヴィン
ジョン・ボン・ジョヴィ
リッチー・サンボラ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(イギリス・UK Albums Chart[1]
  • 2位(日本・オリコン[2]
  • 9位(アメリカ・Billboard 200[3]
  • ゴールドディスク
  • 3×プラチナ(日本レコード協会
  • 第15回日本ゴールドディスク大賞 ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー[4]
  • ボン・ジョヴィ アルバム 年表
    ジーズ・デイズ
    1995年
    クラッシュ
    (2000年)
    TOKYO ROAD〜ベスト・オブ・ボン・ジョヴィ-ロック・トラックス
    2001年
    『クラッシュ』収録のシングル
    1. イッツ・マイ・ライフ
      リリース: 2000年5月10日
    2. 「セイ・イット・イズント・ソー」
      リリース: 2000年9月27日
    3. 「サンキュー」
      リリース: 2000年12月27日
    ミュージックビデオ
    「It's My Life」 - YouTube
    「Say It Isn't So」 - YouTube
    「Thank You For Loving Me (Official Music Video)」 - YouTube
    「Thank You For Loving Me (Acoustic Version)」 - YouTube
    テンプレートを表示

    クラッシュ』(Crush)は、アメリカロックバンドボン・ジョヴィ7枚目のスタジオ・アルバム2000年5月17日に発売された。日本での発売元はユニバーサルミュージック。販売元はビクターエンタテインメント

    解説

    前作『ジーズ・デイズ』からおよそ5年ぶりとなるスタジオ・アルバム。

    ソロ活動を経て制作されたアルバムには、最終的に60曲もの楽曲が用意されていたという[5]。当初は3rdアルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』の貢献者でもあったブルース・フェアバーンBruce Fairbairn)をプロデューサーに迎える予定であったが、彼が急逝したため新たなプロデューサーを探すことになり、そこで出会ったルーク・エヴィン(Luke Ebbin)との作業に手応えを感じて彼がプロデューサーになった。

    アルバムは『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』や『ニュージャージー』に近い作風であることを制作段階から公表しており、アップビートで明るい雰囲気の楽曲が揃っている。リード・トラックとなった「イッツ・マイ・ライフ」(It's My Life)は「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」(Livin' On A Prayer)の歌詞にも出てくる「トミーとジーナ」が登場し、2000年代に新たな息吹が吹き込まれて世界的にヒットした。また、「Next 100 Years」はJ-FRIENDSに提供した同名曲のセルフカバーである(元々本アルバムのために書き下ろされた楽曲だったが、J-FRIENDSのシングルとして発表されることが決まったため[6]、結果的にセルフカバーとなった)。

    アルバム発表後久々となるツアーは、7月12日の東京ドーム公演から開幕した[7]

    2000年9月27日には、7月20日の大阪ドーム公演のライヴ音源をDISC-2に収録した『クラッシュ+LIVE FROM OSAKA』が日本盤限定で発売された。

    2010年6月23日には『クラッシュ+ライヴ・トラックス』(Crush+Live Tracks)が発売された。

    収録曲

    # タイトル 作詞・作曲 時間
    1. 「イッツ・マイ・ライフ」(It's My Life) ジョン・ボン・ジョヴィリッチー・サンボラマックス・マーティン
    2. 「セイ・イット・イズント・ソー」(Say It Isn't So) ジョン・ボン・ジョヴィ、ビリー・ファルコン
    3. 「サンキュー」(Thank You For Loving Me) ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ
    4. 「トゥー・ストーリー・タウン」(Two Story Town) ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ、ディーン・Grakal、マーク・ハドソン
    5. 「Next 100 Years」 ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ
    6. 「ジャスト・オールダー」(Just Older) ジョン・ボン・ジョヴィ、ビリー・ファルコン
    7. 「ミステリー・トレイン」(Mystery Train) ジョン・ボン・ジョヴィ、ビリー・ファルコン
    8. 「セイヴ・ザ・ワールド」(Save The World) ジョン・ボン・ジョヴィ
    9. 「キャプテン・クラッシュ&ザ・ビューティー・クイーン・フロム・マーズ」(Captain Crash And The Beauty Queen From Mars) ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ
    10. 「シーズ・ア・ミステリー」(She's A Mystery) ジョン・ボン・ジョヴィ、ピーター・ステュアート、グレッグ・ウェルズ
    11. 「アイ・ゴット・ザ・ガール」(I Got The Girl) ジョン・ボン・ジョヴィ
    12. 「ワン・ワイルド・ナイト」(One Wild Night) ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ、デズモンド・チャイルド
    ボーナス・トラック
    # タイトル 作詞・作曲 時間
    13. 「リヴィング・ラヴィン・ユー」(I Could Make A Living Out Of Lovin' You) ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ、ビリー・ファルコン
    14. 「ニューロティカ」(Neurotica) ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ

    『クラッシュ+LIVE FROM OSAKA』

    CD-2(2000年7月20日の大阪ドーム公演を収録)
    # タイトル 作詞 作曲・編曲 備考
    1. 「夜明けのランナウェイ2000」(Runaway 2000)     原曲よりテンポがスローになっている
    2. 「ミステリー・トレイン」(Mystery Train)      
    3. ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド(Rockin' In The Free World)     ニール・ヤング(Neil Young)のカバー
    4. 「ジャスト・オールダー」(Just Older)      
    5. 「イッツ・マイ・ライフ」(It's My Life)      
    6. 「サムデイ・アイル・ビー・サタデイ・ナイト」(Someday I'll Be Saturday Night)      

    『クラッシュ+ライヴ・トラックス』(Crush+Live Tracks

    # タイトル 作詞 作曲・編曲
    13. 「イッツ・マイ・ライフ(ライヴ)」(It's My Life (Live))    
    14. 「ジャスト・オールダー(ライヴ)」(Just Older (Live))    
    15. 「キャプテン・クラッシュ&ザ・ビューティー・クイーン・フロム・マーズ(ライヴ)」(Captain Crash And The Beauty Queen From Mars (Live))    

    タイアップ

    サンキューThank You For Loving Me

    セイヴ・ザ・ワールドSave The World

    • 映画『U-571』日本版イメージ・ソング[9]

    脚注・出典

    1. ^ BON JOVI”. The Official Charts Company(OCC). 2014年4月6日閲覧。
    2. ^ 「クラッシュ」 ボン・ジョヴィ”. ORICON STYLE. 2014年4月6日閲覧。
    3. ^ Crush - Bon Jovi”. AllMusic. 2014年4月6日閲覧。
    4. ^ 第15回日本ゴールドディスク大賞”. 2014年4月14日閲覧。
    5. ^ 『beatleg 2005年4月号 ボン・ジョヴィ BOX発売記念特集』レインボウブリッジ、2005年、44頁。 
    6. ^ J-FRIENDS東京ドーム年越しライブ、SANSPO.COM、1999年11月11日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    7. ^ 7月12日(水) ボン・ジョヴィ@東京ドーム・レポート!”. BARKS (2000年7月19日). 2014年4月6日閲覧。
    8. ^ ボン・ジョヴィが初TV主題歌”. SANSPO.COM.. 2000年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月8日閲覧。
    9. ^ 映画にはジョンも出演していた。

    外部リンク



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