ティコ・トーレスとは? わかりやすく解説

ティコ・トーレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/06 05:27 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ティコ・トーレス (Tico Torres)
基本情報
出生名 ヘクター・サミュエル・ホァン・トーレス (Hector Samuel Juan Torres)
別名 ザ・ヒットマン
キング・オブ・キューバ
生誕 (1953-10-07) 1953年10月7日(66歳)
出身地 アメリカ合衆国ニューヨーク州
学歴 ジョン・F・ケネディ・メモリアル・ハイスクール (John F. Kennedy Memorial High School)
ジャンル ロック
職業 ドラマー
担当楽器 ドラムス
レーベル アイランド・レコード
共同作業者 ボン・ジョヴィ

ティコ・トーレス(Tico Torres、1953年10月7日 - )は、ボン・ジョヴィドラマー画家デザイナーとしても活躍。ニューヨーク出身のキューバ系アメリカ人。

愛称は「ザ・ヒットマン」(殺し屋の意や女性の扱い方から)。主にライヴ中、ジョン・ボン・ジョヴィからは「King of Cuba」と称される。

来歴

11歳でギターを始める。元々はDJ志望だったが、ドラマーに転向。17歳でプロになる。

1983年には、1980年代以降のアメリカを代表するロックバンド、ボン・ジョヴィのドラマーとして加入。ボン・ジョヴィ加入以前からプロ、レコーディングアーティストとして活動し、ツアー要員としてレインボーへの参加のオファーやオジー・オズボーンからのオファーもあったという。1984年のバンドのデビュー以来、サウンドの中心的役割として活躍している。

派手さはないが、堅実なプレイが持ち味。素晴らしいテクニックを持ちながらも、LAメタル全盛の時代においても、ド派手なドラム・ソロなど一切することはなかった。また、デジタル録音が当然の現代において、自身のパートだけは、まずアナログで録音した後に、デジタルに変換するという拘りぶりである。デジタルでは、打楽器の音質が冷たい音になってしまうため、とのこと。

その歌声を披露することは滅多に無いが、ライヴで、トム・ウェイツトム・トラバーツ・ブルース」のカヴァーを歌ったこともある。

機材はPearlのドラムを長年に渡って愛用していたが、2013年頃にdwと契約している。シンバルはPaisteを使用。

画家・デザイナーとしての才能も知られており、特に絵画については(有名ミュージシャンだから注目されるという域を遙かに超えて)個展を開催するほどの腕前である。また、Rock Star Babyなる子供服ブランドも手掛けている。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ティコ・トーレス」の関連用語

ティコ・トーレスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ティコ・トーレスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのティコ・トーレス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS