クライスラー・ヴァリアントユーティリティとは? わかりやすく解説

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クライスラー・ヴァリアントユーティリティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/27 10:02 UTC 版)

ヴァリアントユーティリティValiant Utility )は、アメリカ自動車メーカークライスラーが製造・販売していたピックアップトラックである。

初代(1965年-1967年)

クライスラー・ヴァリアントユーティリティ(初代)
前期型
概要
製造国 オーストラリアアデレード
販売期間 1965年 - 1967年(生産終了)
ボディ
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドアピックアップトラック
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン 3.7L 直列6気筒
4.5L V型8気筒
変速機 3速MT
3速AT
車両寸法
ホイールベース 2,692 mm
全長 4,709 mm
全幅 1,753 mm
全高 1,387 mm
車両重量 1,213 kg
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1965年に発表。2代目ヴァリアントの登場に伴いクライスラー・オーストラリアはクーペユーティリティの特徴を備えた2人乗りのピックアップトラックを現地で販売することを決定。フォード・モーターのフォード・ファルコンUteが主な競合車種で、広いラゲッジスペースが特徴であった[1]

2代目(1967年-1971年)

クライスラー・ヴァリアントユーティリティ(2代目)
後期型
概要
製造国 オーストラリア(アデレード)
販売期間 1967年 - 1971年(生産終了)
ボディ
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドアピックアップトラック
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン 3.5L 直列6気筒
3.7L 直列6気筒
4.0L 直列6気筒
4.5L V型8気筒
5.2L V型8気筒
変速機 3速MT
3速AT
車両寸法
ホイールベース 2,743 mm
全長 1967-1969
4,920 mm
1969-1971
4,885 mm
全幅 1,770 mm
全高 1,397 mm
車両重量 1,338 kg
テンプレートを表示

2代目は1967年に発表された。同社のヴァリアントに影響を受けマイナーチェンジを二度(1969年1970年)実施。

3代目(1971年-1978年)

クライスラー・ヴァリアントユーティリティ(3代目)
後期型
概要
製造国 オーストラリア(アデレード)
販売期間 1971年 - 1978年(生産終了)
ボディ
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドアピックアップトラック
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン 3.5L 直列6気筒
3.7L 直列6気筒
4.0L 直列6気筒
4.3L 直列6気筒
5.2L V型8気筒
5.6L V型8気筒
5.9L V型8気筒
変速機 3/4速MT
3速AT
車両寸法
ホイールベース 2,819 mm
全長 1971-1976
4,897 mm
1976-1978
4,976 mm
全幅 1,885 mm
全高 1,420 mm
車両重量 1,406 kg
系譜
後継 無し
テンプレートを表示

1971年、クライスラー・オーストラリアは3代目モデルを発表した。ヴァリアントに似て重厚で前衛的なフォルムを手に入れた。サイズも大きくなり、それに伴いラゲッジスペースもさらに拡大した。3代目は計3回のマイナーチェンジを実施。最初の2回は主にフロントエプロンの外観が変更され、3回目はラジエーターグリルとヘッドライトの形状を変更した。

1978年、ヴァリアントユーティリティは後継車を登場させることなく廃止された。

脚注




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