クハ360形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/06 19:34 UTC 版)
「東武クハ450形電車」の記事における「クハ360形」の解説
クハ360 - 363 モハ60形60019・60054・クハ55形55048・サハ57形57051を種車とし、いずれも20m級3扉車体である。 クハ55048が戦災被災車である他はいずれも事故被災車であり、4両とも大栄車輌において旧車体を修復する形で復旧が行われた。なお、本形式も復旧に際して前面非貫通化および運転台の中央部への移設が施工されている。前面形状は復旧に際して中間車を先頭車化したクハ363(元サハ57051)が平妻形状とされた他は、いずれも丸みを帯びた半流線形状である。 クハ360は鋼製屋根仕様で雨樋はなく、乗務員扉を含めた各扉直上に水切りを設置しており、クハ361は木製布張り屋根仕様で雨樋付。クハ362はクハ360と同一仕様ながらノーシル・ノーヘッダー車体であり、クハ363は種車のサハ57051がサロハ56形出自であることから窓配置がd1D5D222D2(d:乗務員扉, D:客用扉)と他の3両とは異なっていた点が平妻の前面形状とともに特徴であった。
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本形式は当初から車体長を同じくする6300系モハ6300形(当時・後の7300系)と固定編成を組んで運用された。 その後、同系列の車体更新進捗に伴い、本形式も1962年(昭和37年)12月から1964年(昭和39年)5月にかけて、同系列と同一の車体を新製して載せ替える形で更新工事が施工された。当初計画では更新後は全車付随車(サハ)とする予定であったが、クハ361は事故で車体を破損した関係で更新時期が前倒しされ、同車のみ制御車(クハ)として更新されている。 その後の動向は7300系と同様であり、同系列淘汰に従って本形式も1983年(昭和58年)から1984年(昭和59年)にかけて全車廃車となり、形式消滅した。
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