クニエル【クニエル】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10204号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | クニエル よみ:クニエル |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 26日 | |
品種登録者の名称 | 國枝啓司 | |
品種登録者の住所 | 滋賀県守山市金森町507番地の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 國枝啓司 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は淡緑黄色で剣弁、高芯咲、中香の大輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は濃緑、光沢は弱、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径は大、高さはかなり高、花弁表面及び裏面の色は淡緑黄(JHS カラーチャート2702)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、先端の形は突型、厚さは厚、硬さは中、数は35~39、一茎の花数は1、花の香りは中である。枝の長さはやや長、太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は黄緑、開花時期はやや早である。「タンタトゥク」と比較して、花弁先端の形が突形であること、香りがあること等で、「コラムビス」と比較して、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に育成者のほ場(滋賀県守山市)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「エル」であった。 |
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