クック諸島要人の訪日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 06:19 UTC 版)
「日本とクック諸島の関係」の記事における「クック諸島要人の訪日」の解説
国家承認及び外交関係樹立は2011年であるが、それ以前にもクック諸島は一定の主権実体として日本との交流を持っており、1987年にはトム・デイビス(英語版)が、1988年には ププケ・ロバティ(英語版)が、1989年・1997年・1998年にはジョフリー・ヘンリー(英語版)が、2000年にはテレパイ・マオアテ(英語版)が、2003年にはロバート・ウーントン(英語版)が、2006年及び2009年にはジム・マルライ(英語版)が、クック諸島首相として太平洋・島サミットなどの為に訪日していた。 2011年6月、クック諸島首相のヘンリー・プナは国家承認そして外交関係樹立以後初めて訪日を実施し、内閣総理大臣の菅直人と首脳会談を実施。三カ月前に発生した東日本大震災への弔意をクック諸島側は日本に伝えたほか、気候変動や太陽光エネルギーについての意見交換がなされた。その後、ヘンリー・プナは太平洋・島サミットの為に何度か訪日を実施し、それに際して日本要人との会談を実施。特に2015年の訪日では安倍晋三と首脳会談を実施、2018年の訪日では安倍晋三との首脳会談及び河野太郎との外相会談を実施して「自由で開かれたインド太平洋」構想についてが話し合われた(ヘンリー・プナはクック諸島外相も兼任)。
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