クック邸
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「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の記事における「クック邸」の解説
クック邸 (Maison Cook, Boulogne-Billancourt, France, 1926) は、アメリカ人ジャーナリスト、ウィリアム・クック夫妻の依頼でブローニュ=ビヤンクールに建てられた邸宅である。ル・コルビュジエが「近代建築の五原則」を発表したのと同じ1926年に建てられた邸宅で、それらの原則が最初に実現された建物となった。狭い敷地で両側を建物に挟まれている直方体の建物のため、通りから見える面は限定的だが、そこに五原則が集約的に示されている。また、客をもてなすことが想定されていた屋上庭園は、ブローニュの森に面していることから美しい眺望が実現した。2009年の推薦時には「アトリエ」に分類されていた。
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