ギリストンゴールド ナタリー【ギリストンゴールド ナタリー】(草花類)
登録番号 | 第13720号 | |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | ギリストンゴールド ナタリー よみ:ギリストンゴールド ナタリー | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 向山株式会社 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲州市塩山熊野275 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「カレン ナイアー」に「スター オブ リバーデン」を交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパルが明橙黄色の単色、ラテラル・セパル及びペタルが鮮橙黄色の単色、リップは浅橙黄の地色に濃赤紫色の斑点が入るやや小型種である。草型の大きさはやや小、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は線形、横断面の形は扁円形、高さは11~20cm、長径は11~20㎜である。葉の全体の形は線状長楕円形、先端の形は鈍形、葉の長さは121~150㎝、幅は41~50㎜、葉色はやや濃緑、葉数は4~6枚である。優先着花部位はⅠ型、花序は総状、一花茎の花数は11~20、花茎の太さは2.1~3.0㎜、長さは151~250㎝、色は穏黄緑(JHS カラーチャート3513)、向きは斜上である。一重・八重の別は一重、花の咲き方は抱え・平咲き、距の長さは3~5mm、花の横径及び縦径は21~40㎜、ドーサル・セパル正面の形は線状披針形、先端の形は鋭形、ねじれの程度は無、ラテラル・セパル正面の形は披針形、先端の形は鋭先形、ねじれの程度は無、ペタル正面の形は線形、先端の形は漸鋭先形、ねじれの程度は無、向きはやや下向きである。リップ正面形の複雑性は複雑型、複雑型の上部の形はⅢ型、下部の形はⅧ型、先端の形はⅢ型、周縁の波打ちは小である。花の全体の色は黄系、花色はドーサル・セパルは明橙黄(同2204)の単色、ラテラル・セパル及びペタルは鮮橙黄(同2205)の単色、リップは浅橙黄(同2203)の地色に濃赤紫(同9209)の斑点が入る。花の香りは弱、開花期は冬である。Dendrobium speciosum及びDen.gracilicaule×Den.speciosumと比較して、ドーサル・セパルの色が明橙黄であること、ラテラル・セパル及びペタルの色が鮮橙黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の温室(山梨県塩山市)において、「カレン ナイアー」に「スター オブ リバーデン」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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