キャラクターとストーリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 09:24 UTC 版)
「スーパーデューパーマン」の記事における「キャラクターとストーリー」の解説
本作のプロットは同時期の『スーパーマン』のひな型に沿っている。『デイリー・ダート』紙で原稿配達係の下っ端アシスタントを務める醜い小男クラーク・ベントは、毛嫌いされている女性ロイス・ペーンに言い寄るが不首尾に終わる。その一方で、市街には謎の怪物が出没している。ベントがスーパーデューパーマンの衣装に着替えてさっそうと現れると、怪物の正体は少年記者ビリー・スパフォンが変身するキャプテン・マーブルズだった。マーブルズはスーパーパワーを私利私欲のために使うことに決めたと語る。力では敵わないスーパーデューパーマンは、マーブルズに自分を殴らせるように仕向けて倒す。活躍がペーンの心を動かすことを期待して真の姿を明かしたベントだったがやはり拒絶され、「キモ男はどうしたってキモ男だってことさ!」という辛辣なナレーションが最後を締めくくる。 カーツマンの原作はスーパーヒーローの仰ぎ見られるイメージを逆転させている。クラーク・ベントはX線透視能力で女性用トイレを覗き、キャプテン・マーブルズは金銭欲から悪に手を染める。二人が対立するのは、元キャラクターの版元の間で争われた著作権訴訟(英語版)のパロディでもある。
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