キパグ【キパグ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6597号 |
登録年月日 | 1998年 7月 14日 | |
農林水産植物の種類 | ほうせんか | |
登録品種の名称及びその読み | キパグ よみ:キパグ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 7月 15日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン | |
品種登録者の住所 | 愛知県愛知郡長久手町砂子631番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ルードビッヒ キエンツラー | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり,花色は地色が紫ピンク,二次色が鮮赤の複色で,四季咲きの品種である。 草型は中間型,草丈は矮性,株幅は中である。茎の長さは中,太さは太,色は緑褐,節部の着色は有,分枝性は強,茎の毛の有無は無である。葉のつき方は輪生,全形は長楕円状披針形,先端の形は鋭先形,基部の形は鋭先脚,葉長及び葉幅は中,葉柄の長さは長,葉縁の形は浅鋸歯,とげの明瞭度は明瞭,葉の表面の地色は暗灰緑(JHS カラーチャート3717),斑の有無は無,光沢はやや強,葉の裏面の地色は灰赤(同 0419),模様の有無は無である。花序は単生,1葉えきの花数は1~3個,着花位置は上部,花の向きは上向き,一重・八重の別は一重,花弁数は5枚,一重咲きの花形はⅠ型,花弁の切れ込みは中,花冠の縦径及び横径は5.1~6.5㎝,単色・複色の別は複色,複色のタイプはⅣ型,安定度は安定,花弁の地色は紫ピンク(同9503),二次的な色は鮮赤(同0407),基部の色は紫赤(同9708),距の長さは3.1~5.0㎝,曲がりは中,色は明黄緑(同3305),花柄の長さは4.1~6.0㎝である。開花習性は四季咲き,開花の早晩性は早である。 「キジ」と比較して,葉の裏面の地色が灰赤であること,複色のタイプがⅣ型であること,花弁の二次的な色が鮮赤であること,距の色が明黄緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1993年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において,育成者所有の育成系統どうしを交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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