キノウシュギとは? わかりやすく解説

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きのう‐しゅぎ【機能主義】

読み方:きのうしゅぎ

functionalism

要素機能相互の関係に着目しそれぞれ全体維持にどうかかわっているかという観点から、文化・社現象とらえようとする立場

建築工業などで、余分な装飾排し用途応じたむだのない形態構造追求する傾向


機能主義

読み】:キノウシュギ
【英】:FUNCTIONALISM

建築およびその他のデザインは、その実用性の分析と総合即して設計すべきであり、単なる造型的な遊戯一切排除すべきであるとする主張旧来の様式との闘争のための理論として1920年代30年代近代建築運動において支配的な思潮となり、近代建築国際的普及助けた。この主張ゼンパーオットー・ヴァーグナーの「芸術はただ必要のみによって支配される」という思想はじまり、サリヴァンの「形態機能に従う」という主張ロースの無装飾主義などで補強され近代建築設計指導原理みなされたが、同時に「機能主義そのもの近代美を生みだす」という大きな誤解普及させ、一般建築デザインの質を低下させるとともに、しばしば経済主義すりかえられる弊害生じた



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