ガラス年表とは? わかりやすく解説

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ガラス年表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 13:29 UTC 版)

ガラス年表(ガラスねんぴょう)では、ガラスに関する歴史を編年的に記述する。

ガラス年表

古代(6世紀まで)

  • 前2250年頃:シリア・メソポタミアで本格的なアルカリ石灰ガラス製品が作られる。
  • 前1550年頃:シリアでコアガラス容器が作られる。
  • 前1400年頃:エジプトでトトメス3世の銘が入った容器が作られる。
  • 304年:中国にサーサーン朝ペルシアの突起ガラスが現れる。
  • 476年:西ローマ帝国滅亡により、ガラス製造は近東地方を除いて衰える。
  • 569年:中国にサーサーン朝ペルシアの切子グラスが現れる。

中世(7世紀から13世紀)

  • 1058年藤原明衡の「新猿楽記」に、中国からガラス器を輸入した旨の記載。
  • 1095年頃:現存最古のステンドグラス、アウクスブルク大聖堂のステンドグラスが作られる。
  • 1268年:ヴェネツィアでガラス同業組合が結成される。
  • 1291年:ヴェネツィアのガラス工、ムラーノ島へ強制移住。

近世(14世紀から17世紀)

  • 1551年:フランシスコ・ザビエルが大内義隆にガラス器・鏡・眼鏡などのガラス製品を贈る。
  • 1608年:アメリカで初めてガラス工場が設立されるが失敗する。
  • 1609年:オランダ商館長が家康にガラス器を贈る。
  • 1612年:フィレンツェでアントニオ・ネリの「ガラス製造法」が出版される。
  • 1674年:イギリスでラベンズクロフトが鉛クリスタルガラスの特許を得る。
  • 1679年:ネリの「ガラス製造法」のドイツ語訳に一部加えたヨハン・クンケル著「実践的ガラス製造法」が出版される。
  • 1670年1690年頃:ボヘミアでカリグラスが開発される。

近代(18世紀から19世紀)

現代(20世紀以降)

参考文献

  • 「世界ガラス工芸史」中山公男監修、美術出版社、2000年
  • 「欧州ガラス紀行」南川三治郎著、世界文化社、2006年



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