カービィ・デデデ大王との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/03 14:46 UTC 版)
「フーム」の記事における「カービィ・デデデ大王との関係」の解説
本作において最も出番の多い、三者の関係について説明する。 カービィに対して 母性の表れか、カービィを愛し、守ろうとする気持ちは誰よりも強い。だが第1話におけるカービィとの初対面時は、自らが想像していた「8頭身の格好良い剣士」というイメージからあまりにもかけ離れていたショックでやや冷たい態度を取っていた。しかし誤って崖から転落したところをカービィに助けられ、そのきっかけで彼に対する接し方が変化するようになる。特に自分にワープスターを呼ぶ力が備わっていることを知った後(4話)はカービィの良きパートナーとして活躍することが多くなる。 カービィを守ろうとする姿勢は時には過保護な行動となり、カービィを危険から避け、逃げの方向に持って行ってしまう。そのため、逆にカービィに試練を与えて成長させようとするメタナイトとは衝突することもある(第3話の決闘と言う名目の訓練、第35、36話のレース大会など)。 デデデ大王に対して 内面性においてフームと相反するデデデ大王との仲は犬猿の仲。同じ城に住んでいることもあり、住人よりもデデデの性格を理解しており、デデデのやること成すことを全く信用していない。デデデの気まぐれはまず疑うことから始まり、ゴミ問題、果ては異常気象まで全て彼のせいだと食って掛かることが多い(実際、フームの予想通りにデデデが原因であることが多い)。身勝手かつ独善的な行動を繰り返すデデデが酷い目に遭っても同情する気はなく、特に95話では一連のデビルカービィ騒動の真実もあってか、彼に対して本気で憤慨していた。しかし、93話ではデデデに優しい心が芽生えることを願い行動したり、太り過ぎを省みずにお菓子を食べ続けるデデデに対して心臓がやられてしまうとフームなりに心配している様子もある(61話)。その他、魔獣トゲイラに取りつかれたデデデが愛情が溢れる優しい性格になったときは、デデデに対して優しくしてやったり(第55話)、ペンギー(66話)などの互いにとって共通の敵がいる場合は協力することもある。 フーム本人は大抵デデデの悪巧みを看破しているのだが、父親が大臣という事情からデデデの行う行事には毎回必ず参加している。
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