カンジダ症の診断
【概要】 1999年厚生労働省エイズ動向委員会の定義によると、食道、気管、気管支又は肺に発生したものをエイズのカンジダ症と言う。HIV感染女性では外陰膣炎もよく経験される。 (1) 確定診断 1) 内視鏡もしくは培検による肉眼的観察によりカンジダ症を確認 2) 患部組織の顕微鏡検査によりカンジダを確認 (2) 臨床的診断 嚥下時に胸骨後部の疼痛があり、以下のいずれかが確認される場合 1) 肉眼的に確認 a.紅斑を伴う白い斑点 b.プラグ(斑) 2) 粘膜擦過標本で真菌のミセル様繊維を顕微鏡検査で確認できる口腔カンジダ症が存在。3)深在性感染では血中β-Dグルカン定量や真菌培養。
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