カトリック教会の七つの罪源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 16:35 UTC 版)
「七つの大罪」の記事における「カトリック教会の七つの罪源」の解説
現代の『カトリック教会のカテキズム』では、「七つの罪源」について、ヨハネス・カッシアヌス(英語: Johannes Cassianus)やグレゴリウス1世以来伝統的に罪の源とみなされてきたものとして言及されている。それは以下の七つである。 七つの掲載順は、『カトリック教会のカテキズム』のラテン語規範版と日本語版(2002年)で一部異なるが、ここではラテン語規範版および『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』日本語版(2010年)に書かれている順番による。教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』日本語版(2010年)では訳語が異なるものがあるが、ここではそれを()内に付記する。 日本語ラテン語英語傲慢 superbia pride 強欲 avaritia greed 嫉妬 invidia envy 憤怒 ira wrath 色欲 luxuria lust 暴食 gula gluttony 怠惰 pigritia/acedia sloth 中世のキリスト教の世界観が最もよく表されているダンテ・アリギエーリの叙事詩、『神曲』煉獄篇においても、煉獄山の七つの冠において、死者がこの罪を清めることになっている(煉獄篇を参照)。
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