オラトリオ版とは? わかりやすく解説

オラトリオ版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 02:16 UTC 版)

十字架上のキリストの最後の7つの言葉 (ハイドン)」の記事における「オラトリオ版」の解説

1795年イギリス旅行からウィーンへの帰途パッサウ大聖堂立ち寄ったハイドンは、ここで楽長オルガニストだったヨーゼフ・フリーベルトがこの曲に詩人ラムラーによる歌詞をつけ、カンタータとして演奏しているのを耳にした。ロンドンではヘンデル大規模なオラトリオ聴いて触発されていたハイドンは、フリーベルトが編曲した楽譜受け取るとウィーン戻り、フリーベルトの編曲手直しするとともにゴットフリート・ファン・スウィーテン (英語版en:Gottfried van Swieten) の協力によって歌詞にも手を加え、翌1796年にオラトリオ版を完成させた。 オラトリオ版では、オーケストラ新たにクラリネットトロンボーンコントラファゴット加えられ、第5ソナタを除く6曲のソナタには、イエス言葉を歌うコラール風の四声体の部分新たに作曲された。また、第4ソナタの後には序曲挿入された。これは、オラトリオ2部構成意識したのである

※この「オラトリオ版」の解説は、「十字架上のキリストの最後の7つの言葉 (ハイドン)」の解説の一部です。
「オラトリオ版」を含む「十字架上のキリストの最後の7つの言葉 (ハイドン)」の記事については、「十字架上のキリストの最後の7つの言葉 (ハイドン)」の概要を参照ください。

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