エンジン取付部の規格も含めた型式名に関して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/02 15:59 UTC 版)
「BMW 801」の記事における「エンジン取付部の規格も含めた型式名に関して」の解説
第二次大戦中のドイツ軍機はエンジン部分をユニット化・モジュール化して胴体部分との取り付けの便を図っており、BMW 801の場合もカウリングとセットにされて胴体とネジ止めすれば使用可能な状態で工場から出荷されていた。エンジン側の取り付け部の規格にはMotoranlage(略号M)とTriebwerksanlage(略号T)があり、TはMを拡張したもので互換性があった。 BMW 801ではこの規格(MかTか)を用いてエンジン本体とカウリング等の付属品も含めた製品としての型式が表記される場合があり、例えばM規格のA/B/L型はそれぞれMA/MB/MLとして出荷されている。この例では規格+型が名称となっているが常にそうだったわけではなく、例えばT規格のE型はTGやTHとして出荷されている。もちろんこれはT規格のG型やH型という意味ではない(ちなみにT規格のG型やH型はそれぞれTL、TPと表記された)。 また、排気タービン過給機(Turbocharger)装備のJ型やQ型がT規格と特に関係なくTJやTQと呼ばれるなど、表記が非常に紛らわしいことがある。
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